「安普請」
これ、何と読むかわかりますか?
一文字一文字はおなじみの漢字ですよね。
さあ、あなたは何と読みましたか?
「安普請」読み方のヒント!
あまり見慣れない言葉ですが、
近現代文学ではよく見かける言葉なんです。
ヒントは「建物に対して使う言葉」。
さて、読めましたか?
ちなみに「あんふせい」ではないですよー!
「安普請」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「やすぶしん」
です!
「安普請」は、
「安い費用で家を建てること」または「そうして建てた粗雑な家」を表す言葉。
あまりいい言葉ではありませんね笑
例文としては
「急ごしらえの安普請」
「地震が来たら倒れてしまいそうな安普請」
というように使われます。
家を建てた時に自虐や謙遜として使う方がいるかもしれませんね。
「普請(ふしん)」という言葉が「建物」や「土木工事」を表すため、
「安普請」という言葉も、建物に対して使われます。
服や物に対して「安普請」とは言わないのでご注意を!
「安普請」の対義語には「大名普請(だいみょうぶしん)」という言葉があります。
こちらは「費用を惜しまずに作られた豪華な家」という意味です。
聞きなれないですが、太宰治や芥川龍之介の作品にも出てくるこの言葉。
一般教養として覚えておいて損はありませんよ!
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