漢字読み講座

「金糸雀」ってなんて読む? なんと(きんしすずめ)ではないのです!

14「金糸雀」と書いて、なんと読むか分かりますか?
なんと(きんしすずめ)ではないのです!
さあ、なんと読むでしょう?

「金糸雀」読み方のヒントは?

雀の文字が入っていることからすでにお察しだとは思いますが、ズバリ「鳥の名前」です。

「金糸雀」読み方のもうひとつのヒントは?

外国の鳥なので、カタカナ表記で見かけることが多い鳥です。
見た目についてもまさに文字通りで、雀の文字通り小型で、金糸のように美しく繊細な鳥というと・・・?

「金糸雀」の読み方、正解は・・・

正解は・・・
「カナリア」
です!

原産地のカナリア諸島から名前をとり、小型でカナリアイエローと言われる美しくかわいらしい見た目を持った、ペットとしても人気の鳥です。さえずりも美しく、日本では江戸時代から人気のある鳥だったそうです。

カナリアというと一番にイメージするのが「炭鉱の採掘に連れて行く鳥」ではないでしょうか?
カナリアは呼吸器官が特殊な構造をしているため、毒物に敏感であると言われています。そのため炭鉱では一酸化炭素など人間にとって危険なガスをいち早く察知できる存在でした。常にさえずる品種が連れて行かれ、毒ガスを検知するとすぐに鳴き止むため、人間にとっても危険をすぐに察知することができたそうです。
もちろん今ではより正確で人道的な探知機に取って代わられています。よかったですね。