漢字読み講座

「儂」は何と読むでしょうか?「のう」ではありませんよ…

「儂」という字は何と読むかわかりますか?

音読みで「のう」とも読めますが、今回は訓読みを正解とします

農業の農に人偏を付けたこの漢字。

さて、あなたには読めるでしょうか?

「儂」の読み方のヒントはこちら

  1. 読み方の文字数は「〇〇」の2文字
  2. 一人称を表す言葉です
  3. 昔は女性も使っていたそうですが…

以上3つのヒントで考えてみてくださいね。

「儂」の読み方!正解は!?

正解は「わし」です!

一人称の「わたし」が変化してできた言葉で、同義語には「私、俺、我(われ)、己(おのれ)、自分、吾輩(わがはい)」などがあります。

現代では、比較的年配の男性が使う一人称として知られていますが、昔は女性も使っていたようです。

今でも年配の女性が親しい間柄の人と会話する際に「わし」を使用しているのと見かけることがありますね。

 

「儂」を使った熟語には「懊儂(おうのう)」「我儂(がのう)」などがあり、懊儂は悲しみもだえること、我儂は自分自身といった意味です。

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ライターの眠兎(みんと)と申します。 ひょんな思い付きから漢字検定2級を取得し、それ以来漢字の魅力に取りつかれてしまいました。 まだまだ知らない漢字がたくさんある私ですが、記事を書きながら楽しく勉強していきたいと思っています!