今日の難読漢字は
「意匠」
「市井」
「嗣子」
の3つです。
さあ、何と読む?
目次
まず最初の難読漢字は「意匠」!
読み方は何?と聞かれれば、音読みの「いしょう」以外に考えられないですが、何か当て字のような読み方をするんでしょうか?
そもそも、この「意匠」という言葉は普段聞きなれないので、その意味も何だかあやふやですが、なんとこの言葉のついた法律もあるんです!
今回はヒントも見ながら、この漢字のもつ意味も含めて一緒に考えていきましょう!
「意匠」の読み方のヒントはコレ!
これは音読みにするだけです。
「〇〇〇う」の4文字です。
「意匠」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「いしょう」です!
読み方はずばりそのままでしたね!
でも、単純に音読みで正解しただけでは言葉として使えませんから、「意匠」の意味もご紹介します。
「意匠」は、ずばり「デザイン」のことです。
アーティストは様々なデザインを創作しますが、その数や種類が膨大なため他の誰かが作ったものと似通っていたり、盗作されてしまうこともしばしば。
そんな背景をもとに作られたのが「意匠法」。アーティストが考案したデザインを保護するための法律で、その守られる権利を「意匠権」なんて言ったりします。
こういう難しい言葉を知っていると、「その衣装の意匠は良いね!」なんて、親父ギャグっぽくいってもインテリに聞こえちゃうのが不思議www
次の難読漢字は「市井」!
すごく単純な漢字で「市井」。
人の名前の苗字にもよく使われる漢字ですが、単語として問われると何て読むのか迷ってしまいますね!
そのまま読めば「しい」や「いちい」ですが、正解はどうでしょうか?
読めそうで読めないこの漢字、ヒントを見ながら一緒に考えてみましょう!
「市井」の読み方のヒントはコレ!
人の苗字として使われるときは「いちい」です。
「し〇〇」の3文字です。
「市井」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「しせい」です!
「しせい」?
改めて正解を言われてもピンとこないですね。聞きなれないこともありますし、意味も分からない・・・。
「市井」とは、「人や家が集まっているところ」や「市街地」などを幅広く表す言葉です。
「市井の人」と言われれば、いわゆる「一般人」を表すものとなりますが、この言葉自体、古いものですので最近ではあまり耳にしなくなりましたね。
ダジャレで「市井に住んでいる市井さん」くらいしか使う場面はなさそうです・・・。
最後の難読漢字は「嗣子」!
一文字目の「嗣」は、「後継者」などの意味をもつ「つぐ」です。
そうすると、「子」が加われば「後を継ぐ子」や「後継者」、「相続人」といった意味がありそうですね!
あとは読み方ですが、「嗣」の右側は「司」ですので、「し」と読むのが妥当な感じがしますが、いかがでしょうか?
あまり深く考えずに、そのままシンプルに読めば正解できるはずです!
「嗣子」の読み方のヒントはコレ!
これは「けいし」とは読みません。
「〇〇」の2文字です。
「嗣子」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「しし」です!
「嗣子」は、冒頭でもお伝えしたとおり、「後を継ぐ子」のことです。
あまり「しし」とは日常生活では言いませんが、例文としては「私の後を継ぐ嗣子はこの子だ」、「嗣子に恵まれなかった」などです。
これを聞いても私たちではピンときませんが、古来中国では後継ぎの子がいない場合、養子をもらうこととなりますが、法律に基いて正式に養子となった子を「嗣子」と表現していたそうですよ!