漢字読み講座

【そもそも「牛車」って何だか知っていますか?】「牛車」、あなたは読めますか?

突然ですが、皆さん「牛車」ってご存じですか?

 

昔話のかぐや姫とかおやゆび姫などの話に出てきたり、ひな人形飾りの下の方に置かれる「牛車」。

 

漢字が示すとおり、牛に荷物を引かせるタイヤがついた荷台のようなものが「牛車」です!

 

でもこんな簡単な漢字なのに、正しい読み方を知る人はごくわずか・・・。

 

ヒントを見ないで正解できたら漢字博士です!

 

「牛車」の読み方のヒントはコレ!

 ヒント① 「〇〇〇〇」の4文字です。

ヒント➁ 「ぎゅうしゃ」は「牛舎」のことですよ。

ヒント③ 「十個」の正しい読み方に似ています。

 

「牛車」の読み方の正解は・・・・?

正解は、「ぎっしゃ」です!

 

普通に読んでしまうと「ぎゅうしゃ」ですので、ついつい「ぎゅうしゃ」が正解と思ってしまいます・・・。

 

他の読み方としては「うしぐるま」もありますが、正しく「ぎっしゃ」とさらっと読めるとカッコいいですね。

 

「牛車」は冒頭にも説明しましたが、荷物を運ぶものの他に、平安時代頃の貴族が使う「タクシー」でもありました。

その身分によって使う車の種類も分けられており、「唐車」「雨眉の車」「八葉の車」など、いくつもあるのが興味深いところです。

 

日本史が好きな方は他にどんな「牛車」があるのか、ぜひ調べてみてくださいね!