今日の難読漢字は
「河川敷」
「牛車」
「供奉」
の3つです。
さあ、何と読む?
目次
まず最初の難読漢字は「河川敷」!
この「河川敷」も読めそうで読めない、間違えやすい漢字シリーズの常連さんです!
草野球やゴルフの練習をする人にとっては「河川敷」はお馴染みの場所ではあると思いますが、普段から使っている人でも正しい読み方は意外に知らないものです。
実は私も間違って覚えていたその一人・・・。
何気なく読んでいた漢字が間違っていたときって、本当に恥ずかしいもの。
知っている人も分からない人も、この機会に覚えてしまいしょう!
「河川敷」の読み方のヒントはコレ!
「〇〇〇〇〇」の5文字です。
「河川」は「かせん」で正解です。
「河川敷」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「かせんしき」です!
え?「かせんじき」じゃないの?と思った方も多いはず。
もちろん、「かせんじき」とも読めますが、本来の正しい読み方は「しき」の方です。
「河川敷」とは、大きな川などの土手の部分に広がる「草地」のこと。
広い場所では、草野球をするためのグランドやゴルフ練習場、運動トラックなどが整備されているところもあります。
本来の役目としては、洪水や増水時の水害を防止するためですが、地域住民にとっての憩いの場であったり、散歩コース、運動する場など、健康を維持するためにも活用されている場所、それが「河川敷」です。
次の難読漢字は「牛車」!
突然ですが、皆さん「牛車」ってご存じですか?
昔話のかぐや姫とかおやゆび姫などの話に出てきたり、ひな人形飾りの下の方に置かれる「牛車」。
漢字が示すとおり、牛に荷物を引かせるタイヤがついた荷台のようなものが「牛車」です!
でもこんな簡単な漢字なのに、正しい読み方を知る人はごくわずか・・・。
ヒントを見ないで正解できたら漢字博士です!
「牛車」の読み方のヒントはコレ!
「〇〇〇〇」の4文字です。
「ぎゅうしゃ」は「牛舎」のことですよ。
「牛車」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ぎっしゃ」です!
普通に読んでしまうと「ぎゅうしゃ」ですので、ついつい「ぎゅうしゃ」が正解と思ってしまいます・・・。
他の読み方としては「うしぐるま」もありますが、正しく「ぎっしゃ」とさらっと読めるとカッコいいですね。
「牛車」は冒頭にも説明しましたが、荷物を運ぶものの他に、平安時代頃の貴族が使う「タクシー」でもありました。
その身分によって使う車の種類も分けられており、「唐車」「雨眉の車」「八葉の車」など、いくつもあるのが興味深いところです。
日本史が好きな方は他にどんな「牛車」があるのか、ぜひ調べてみてくださいね!
最後の難読漢字は「供奉」!
2つの漢字から推測するに、おそらくお寺や神社などに関係する言葉で、何かをお供えするときの言動を表しているように思えますね。
実際、「供」は「そなえる」「ささげる」「たてまつる」のような意味があり、「奉」も「まつる」「たてまつる」「さしあげる」という意味があります。
同じような意味をもつ漢字が2つ重なっていることから、大事な何かを供えることだと分かりますが、問題は読み方!
ヒントを見てもピンとこないくらい、正直、難問です!
「供奉」の読み方のヒントはコレ!
「〇〇」の2文字です。
太った人のことを馬鹿にするときの言葉に似ています・・・。
「供奉」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ぐぶ」です!
「供奉」とは、「物を供給すること」や「お供えすること」を表します。
その他にも、「従事する」「仕える」という意味もあり、ここから転じて「天皇行事の行列にお供として参加すること」も表すようになりました。
今回の漢字は、日常生活ではあまり馴染みのない言葉でもあることから普通に音読みして「きょうほう」と読んでしまいがちですが、神事に関することですし、きちんと覚えておきましょう!