今日の難読漢字は
「昂る」
「九品仏」
「予め」
「疾病」
「奢侈」
の5つです。
さて、なんと読むか分かりますか?
目次
1つ目の漢字は「昂る」
数ある難読漢字の中で、読み間違えナンバーワンとも言っても過言ではない「昴る」。
少し漢字が得意な人であれば、迷わず「すばる」と読んでしまったことでしょう!
え?ということは違うの?
そうなんです。今回の「昴る」は「すばる」ではありません!
確かに「昴」は「すばる」と読みますが、それは送り仮名がつかない「昴」の話。
それでは、「昴」とは読まない「昴る」は何と読む??
「昂る」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇る」の4文字です。
ヒント② 気持ちが「上がる」ことです。
ヒント③ 最初の文字は「た」です。
「昂る」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「たかぶる」です!
「昂る」とは、「気分が高揚したり、興奮したりすること」です。
シンプルに「高ぶる」と表記するのが一般的なので、「昴る」という字は初めて見た人もいるのではないでしょうか?
1文字だけの「昴」は、動詞である「すばる(統ばる)」に由来して「すばる」と読んだり、プレアデス星団のことを意味します。
高いところにある「昴」を見ると、気持ちが「昂り」ますね!
2つ目の漢字は「九品仏」
「九品仏」という漢字、みるからに「仏様」に関係した言葉のような気がしますね。
阿修羅象のように「いくつも顔がある仏像」を想起させますが、1体の仏様ではなく「9つの仏様」のことを表しています。
ですが、今回の難読漢字は「仏様そのもの」の方ではありません。
地元の人以外はかなり難しいので、ヒントを見ながら正解に近づいていきましょう!
「九品仏」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇〇」の5文字です。
ヒント② 「品」を「ひん」とは読みません。
ヒント③ 最初の文字は「く」です。
「九品仏」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「くほんぶつ」です!
「九品仏」とは、東京都世田谷区奥沢にある東急電鉄大井町線の駅です。
駅名の由来は、「九つの阿弥陀如来象」がある「九品仏浄真寺(くほんぶつじょうしんじ)」からきています。
そこからちなんで、「九品仏」といえば駅名だけでなく奥沢の6丁目~7丁目付近の地名も表すようになりました。
ちなみに、この九つの仏様は、それぞれ上品上生(じょうぼん・じょうしょう)、上品中生、上品下生、中品上生、中品中生、中品下生、下品上生、下品中生、下品下生といった、極楽往生の九つの階層を表していて、これらをまとめて「九品」というそうです。
「九品仏」に行くときは、ぜひこの「九品仏」を見てみたいものですね!
3つ目の漢字は「予め」
料理上手なうちの「嫁」が飯作って待ってるから・・・。今日はごめん!
男性なら誰もが一度は言ってみたい、飲み会を断るときのセリフですねwww
今回の漢字は「予め」です。
そのまま読めば「よめ」ですが、「嫁」でも「読め」でもありません・・・。
予言、予算、予定・・・
全て思いつくのは「よ」という読み方ですが、「読め」ないと恥ずかしいですよ!
「予め」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇〇め」の5文字です。
ヒント➁ 「事前に」と似た意味の言葉です。
ヒント③ 最初の文字は「あ」です。
「予め」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「あらかじめ」です!
「予め」とは、「事前に」とか「物事が始まる前に」といった意味のある言葉ですね。
よく考えてみれば、「予」がつく言葉は「予言」、「予算」、「予定」など、全てに共通しているのは何かが起こる前だったり、今後のことを想定して行うものです。
なるほど。
できるお嫁さんが、旦那さんのフォローをしたり内助の功と呼ばれるのは、「お予め」さんだからなんですね!
4つ目の漢字は「疾病」
病院関係者や薬局に勤めている人なら「疾病」という言葉は聞き慣れていると思いますが、
普通に生活している人にとっては意外に読めません・・・
そのまま「しつびょう」と読んでしまいがちですが、これは間違いです。
今回のキーポイントは「病」という漢字をどう読むか?ですが、辞典では「やむ」「びょう」「へい」などが説明されています。
ということは、「しつへい」が正解??
「疾病」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇〇」の4文字です。
ヒント➁ 「病」の部分は「へい」とは読みません。
ヒント③ 分からないと「しっぺ」です!
「疾病」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「しっぺい」です!
「疾病」とは、 「病気や疾患」のことです。
もともと、「疾」という字は「苦しんだり悩んだりすること」を表しており、「病」と組み合わさることによってより具体的な言葉となっています。
生命保険をかけている人やテレビなどの健康番組では「三大疾病」という言葉が度々でてきますね!
ここでいう三大疾病とは、ガン、脳卒中、心疾患が当てはまりますが、どれも現代人にとっては避けることのできない「病」です。
いつか人類が病気を完璧に克服して、「疾病」に「しっぺ」してやりましょう!
5つ目の漢字は「奢侈」
難読漢字の中には、読めないけれど意味が分かるものってありますよね?
今回の漢字もその部類に入ると思いますが、漢字がもつイメージはなんとなく「セレブ」感が漂っています。
というのも、1文字目の「奢」という字は「奢る(おごる)」という言葉でもお馴染み、「お金を持っている人が他の人の食事代も払う」ことですね。
この意味に加えて、2文字目は「侈」という字で、読み方が分からなくても「多い」に似ているんですから、「奢る回数が多い」と思っても良さそうです。
さあ、イメージが膨らんできたところで、ヒントを確認していきましょう!
「奢侈」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇」の3文字です。
ヒント➁ 意味は「贅沢」です。
ヒント③ 「鮭」の読み方に似ている??
「奢侈」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「しゃし」です!
「奢侈」とは、「度を過ぎて贅沢すること」や「収入を超えてお金を費やすこと」という意味があります。
「奢侈品」というような言葉もありますが、年収に見合わない1つ何百万円もする高級時計や高級スポーツカーなどがこれに当たります。
でも、ローンにはなるかもしれませんが、自分へのご褒美として金額が高い買い物をすることだってたまには必要ですよね!
まとめ
今日の難読漢字5つ、あなたはいくつ読めましたか?
ぜひまた漢字クイズに挑戦してみてくださいね☆
最後までお読みいただきありがとうございました!