今日の難解漢字は、
「撞球」
「長閑」
「十匹」
「訛音」
「跪く」
です!
さて、なんと読むか分かりますか?
目次
1つ目の漢字は「撞球」です!
もしかして、これはサービス問題かも!?
通常よく見るものは「カタカナ」表記ですが、漢字の意味を考えればアレしか思い当たらない人もいるのではないでしょうか!
「撞」は音読みで「どう」とも読みますが、訓読みでは「つく」です。
まだ分からない人はヒントも参考にしてみてくださいね!
「撞球」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① これはスポーツ競技の名前です。
ヒント➁ 「ビ〇〇〇〇」の5文字です。
ヒント③ 長い棒とたくさんの「球」を使います。
「撞球」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ビリヤード」です!
えー、「ビリヤード」ってスポーツ競技なの!?と思った方、実は私もそのうちの一人ですwww
ビリヤードとは、「ラシャ」と呼ばれる布を張った台の上で、「キュー」と呼ばれる棒状の道具を使って、白い球を最初に打って、他の球を「ポケット」と呼ばれる穴に落とす競技です。
ボウリングと同様、ビリヤードにも多くのプロがいて、世界各国でビリヤードの大会が開催されるなど人気があります。
また、他の球技とは異なり、体力の優劣や年齢によるハンデが少なく、プレーは子どもから高齢者まで幅広く可能といったことなどが特徴です。
大してうまくもないのに、カッコつけて台に腰かけながら打つあの仕草、入らないと最高にダサいのでご注意を!
2つ目の漢字は「長閑」です!
普段よく口にする言葉でも、漢字で書くとどうだっけ…?という言葉はよくありますよね。
「長閑」
も、そんな漢字のひとつ。
そのまま「ちょうかん」と読んでしまいそうですが、違います!
「長閑」読み方のヒントは?
ヒントは、「の」から始まるひらがな3文字。
意味は「静かでのんびりと落ち着いている様子」を表す場合に使われます。
また天候を表現する場合にも使用され、
「〇〇〇な天気」などのように、「天気が良く、うららかなさま」を表すときにも使われますよ。
類語には、
「静穏」「もの柔らか」などが挙げられます。
もうわかりましたね?
「長閑」の読み方、正解は…
正解は……
「のどか」
です!
「都会の喧騒から離れ、長閑な田舎暮らしに憧れている。」
「長閑な春の陽ざしを受けた桜は、今がちょうど見頃です。」
などのように使います。
天候が落ち着いた春は、まさに「長閑(のどか)」が似合う季節ですよね。
「のどかな天気だな~」と思ったときには、「長閑」という漢字も一緒に思い出してみてください。
3つ目の漢字「十匹」です!
「十匹」の正しい読み方をご存知でしょうか?
誰でも知っている簡単な漢字ですが、正しく読むのは意外に難しい…
ちなみに「じゅっぴき」ではありません。
さて、正しい読み方は?
「十匹」の読み方のヒントはこちら
- 「十匹」と同様に「十歳」の読み方も「じゅっさい」ではありません
- 十の読み方には「じゅう、じっ、とお、と」の4種類があります
- 読み方の字数は「〇〇〇〇」の4文字
以上3つのヒントで考えてみてくださいね。
「十匹」の読み方!正解は!?
正解は「じっぴき」です。
ヒントで紹介したように「十歳」の読み方も「じゅっさい」ではなく、正しくは「じっさい」になります。
他にも「十本(じっぽん)」「二十世紀梨(にじっせいきなし)」など、例を挙げるときりがありません。
しかし、一般には「じゅっぴき」のように「じゅっ」と発音している方がほとんどですよね。
常用漢字表では平成22年から備考欄に『ジュッ』という読み方が添えられています。
ただし、備考欄に追加されているだけなので、現時点では「じゅっ」という読み方は正式には認められていない様子です。
NHKなどのアナウンサーが何と発音しているか、チェックしてみてください。
よく聞くと「じっ」と発音しているのがわかりますよ。
4つ目の漢字は「訛音」です!
言葉としてはすごくシンプルに「訛り(なまり))」と「音」。
「訛り」とは、地方などで独特のアクセントや言い回しをする言葉のことですね。
その「訛り」に「音」が組み合わさった「訛音」。
そのままの意味で考えれば、「訛った言葉」と推測できますが、いかがでしょうか?
「訛音」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇」の3文字です。
ヒント② 朝起きたら、まずはここを洗いましょう!
ヒント③ 読み方は複数あり、その一つは「けいん」です。
「訛音」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「かおん」です!
「訛音」は、「訛り」だけに「かいん」や「けいん」と読んでもOKです。
「訛音」とは、「言葉の正しい音がくずれたもの」を表し、簡単に言えば「方言」のことですね。
せっかくなので、ここで豆知識を一つ。
「訛り」と「方言」の違いをご存じでしょうか?
「訛り」は、あくまで標準語を発しているけれども、その地域特有のアクセントがついたものをいい、「方言」は言葉そのものが地域特有の言葉に変換されたものを言います。
でも、田舎に行くと「訛り」と「方言」が重なって、もはや原形を留めていない言葉が多くて、何を言っているか分からないんですけどねwww
5つ目の漢字は「跪く」です!
普段、目にしているつもりでも読めない漢字ってありますよね?
今回の「跪く」はまさにそんな漢字の一つといえそうです。
送り仮名の「く」がついたもので、それっぽい読み方をするのは「つまづく」や「もろく」がありますが、どうでしょうか?
危険の「危」に似た字でもあるので、「もろく」が正解??
「跪く」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇〇く」の5文字です。
ヒント② これは「つまづく」ではありません。
ヒント③ 足が地面につく行為です。
「跪く」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ひざまずく」です!
「跪く」という言葉の意味は、「地面や床などに膝をついて身をかがめる」ことです。
同じ「膝をついて身体をかがめる土下座」とは違い、「ひざまずく」は敬意を表す動作に対して使われることが多い言葉です。
騎士が一国の王や王女に対して謁見する際の動作や、神々を前にした民衆の動作などが「跪く」にあたりますが、「強大な力に屈して跪く」ように不本意ながらも相手を敬う動作のときも使われます。
でも、「足が危険」と書くほどすごい姿勢なのかは疑問が残るところですね。
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!