漢字読み講座

【考えればわかる!?】「覚束ない」って何て読む?「かくそくない」ではありませんー!

「覚束ない

これ、何と読むかわかりますか?

 

小学生でも書けそうな漢字ですが…

 

さあ、あなたは何と読みましたか?

 

「覚束ない」読み方のヒント!

 

「覚束ない」

 

ヒントは、

酔っ払いや生まれたての子鹿などを見ると「覚束ない!」

と感じます。

 

さて、あなたは正しく読めるでしょうか?

 

「覚束ない」の読み方、正解は…

気になる正解は…

 

 

 

 

「おぼつかない

です!

 

「覚束ない」は、

「物事や記憶があやふやで上手くいきそうにない」「はっきりとしない」という意味。

 

また

「泥酔して足元が覚束ない」

「生まれたてで立つのも覚束ない」など、

フラフラよぼよぼしている様子にも使われますよ。

 

「おぼつかない」の「おぼ」の部分は、

「おぼろげ」「おぼろ豆腐」などと同じ意味。

ここの部分だけで「はっきりしない様子」を表した言葉なんです。

 

「つか」は「ふつつか者」の「つか」と同じ活用法で、

状態をあらわす言葉なので、「つか」自体に意味がある言葉ではありません。

 

「ない」は「甚だしい」という意味で使われているので、

「はっきりしない」+「〜という状態」+「甚だしい」

全くはっきりしない様子のことを「覚束ない」というようになったのだそう。

 

この漢字の読み方が「覚束ない」という人は

この記事を機にぜひ覚えてくださいね!

 

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toi
コーヒーと文房具とディズニーをこよなく愛するライター。 漢字検定2級を取得しています!