漢字読み講座

【語源はヘビ!?】「蟠り」って何て読む?「ばんり」って読んでしまっていませんか?

「蟠り

これ、何と読むかわかりますか?

 

なんだかちょっと、虫っぽさを感じる見た目ですが…

 

さあ、あなたは何と読みましたか?

 

「蟠り」読み方のヒント!

 

「蟠り」

一見すると、どんな意味なのかすらもわからないですよね。

 

ヒントとしては

「これが心にあると、眠れなくなったり悩んでしまいます。」

 

さて、あなたは正しく読めるでしょうか?

 

「蟠り」の読み方、正解は…

気になる正解は…

 

 

 

 

「わだかまり

です!

 

「蟠り」は、

「心の中にこだわりとなっていて、重苦しくいやな気分」のこと。

 

特に不信感や不満、疑惑やモヤモヤについて指すことが多いようです。

 

「心に蟠りがあって不眠症になってしまった」

「蟠りの残る結末」

など、あまり良い意味の例文では使われません…

 

そもそも「蟠」という漢字は

蛇がとぐろを巻いている様子を表す漢字なのだとか。

 

曲りくねり、絡み合いながらぐるぐるとしている様子は、

まさに心が晴れない「蟠り」を抱えている状態を表すのにぴったりですよね。

 

漢字で書くと何のことかわからなくても、

「わだかまり」自体はとてもよく使われる言葉。

 

「蟠りなく解決することができました!」

など、ビジネス上の明るい挨拶でも使うことができるので、

ぜひ覚えておいてくださいね!

 

ABOUT ME
toi
コーヒーと文房具とディズニーをこよなく愛するライター。 漢字検定2級を取得しています!