今日の難読漢字は
「丁抹」
「錫蘭」
「牛蒡」
の3つです。早速いってみましょう!
まず最初は「丁抹」
ヒントは海外の地名です!
海外の地名ということで、いわゆる当て字であるため、漢字の意味というよりも、漢字自体が持つ読み方のほうがヒントになるかもしれません。
1文字目は「てい」とも読みますね。2文字目は「まつ」と読むことが多いでしょうか。
てい…まー…
これでだいぶ絞れてきたのではないでしょうか?
「丁抹」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「デンマーク」
です!
フィンランド、スウェーデン、ノルウェーと並ぶ北欧の国です。
北欧といえば高福祉の国が多いですが、ここデンマークは国民の生活満足度が世界でもトップクラスと言われており、幸福度No.1としても有名な国です。
童話で有名なアンデルセンが生まれた国でもあり、「人魚姫」「マッチ売りの少女」「みにくいアヒルの子」など数々の名作でも知られており、知らない人はいないでしょう。
またレゴブロックで有名なLEGOもデンマークの会社です。こどもだけでなく大人も夢中になってしまいますよね。
2つ目は「錫蘭」
ヒントは海外の地名です!
海外の地名ということで、いわゆる当て字であるため、漢字の意味というよりも、漢字自体が持つ読み方のほうがヒントになるかもしれません。
ただし、この地名は現在ではもうありません。
ここの特産であった紅茶がとてもおいしく、今でもこの名前をもった紅茶が広く皆に愛されています。
「錫蘭」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「セイロン」
です!
スリランカの旧国名が「セイロン」で、スリランカ産の紅茶は今でもセイロンティーと呼ばれ、
商標登録もされているそうです。
ちなみに日本が輸入している紅茶の半分以上がこのセイロンティーだとか。
日本人にとって一番身近な紅茶がセイロンティーなんですね。ミルクティーならセイロン!という方も少なくないそうです。
紅茶というと他にパッと浮かぶのがダージリンですが、こちらはインドのダージリン地方の紅茶で、ストレートで飲むのがオススメとのことです。
最後の難読漢字は「牛蒡」
ヒントはある野菜の名前です!
なかなか主役になるタイプの野菜ではないですが、
独特の風味やしっかりとした食感で存在感を示すタイプの野菜です。
見た目は長く、泥付きのままスーパーで売っていることも多いですね。
「牛蒡」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「ゴボウ」
です!
ゴボウといえば、ほんのり土の匂いがするような素朴な風味と、その固めの食感が楽しい
オンリーワンの野菜ですよね。
ゴボウの栄養素といえば食物繊維が一番に浮かびますが、むくみや高血圧を予防するカリウム、
抗酸化作用の代表格ビタミンCも豊富で、美容にもっともよい食材のひとつです。
そんなゴボウに「牛」の字が使われているのはなぜでしょうか?
ゴボウは中国から伝わったと言われています。
ゴボウは「蒡」と呼ばれるワラビに似た草とよく似ており、大きいという意味の「牛」と
くっついて牛蒡となったそうです。