今日の難解漢字は、
「金平糖」
「鱓魚」
「靨」
「睫毛」
「渾名」
です!
どれもなんとなく読めそうな漢字ばかりですが、
なんと読むか分かりますか?
目次
- 1 1つ目の漢字は「金平糖」です!
- 2 「金平糖」読み方のヒントはこれ!
- 3 「金平糖」の読み方!正解は・・?
- 4 <豆知識>
- 5 2つ目の漢字は「鱓魚」です!
- 6 「鱓魚」の読み方のヒントはコレ!
- 7 「鱓魚」の読み方の正解は・・・・?
- 8 3つ目の漢字は「靨」です!
- 9 「靨」読み方のヒントは?
- 10 「靨」読み方のもうひとつのヒントは?
- 11 「靨」の読み方、正解は・・・
- 12 4つ目の漢字は「睫毛」です!
- 13 「睫毛」読み方のヒントは?
- 14 「睫毛」読み方のもうひとつのヒントは?
- 15 「睫毛」の読み方、正解は・・・
- 16 5つ目の漢字は「渾名」です!
- 17 「渾名」読み方のヒント!
- 18 「渾名」の読み方、正解は…
- 19 まとめ
1つ目の漢字は「金平糖」です!
「金平糖」
誰もがきっと小さい頃に食べたことがあるアレ。
キンピラ・・?カネヒラトウ・・?
さすがに分かりますよね!
「金平糖」読み方のヒントはこれ!
ヒント① 甘くてカラフル
ヒント➁ 日本の伝統的な砂糖菓子の代表格
分かりましたか?
6文字のお菓子が頭に浮かんでいますよね。
「金平糖」の読み方!正解は・・?
「こんぺいとう」です!
金平糖の語源は、ポルトガル語で「砂糖菓子」⇒「confeito(コンフェイト)」が少しずつ変化して「こんぺいとう」と呼ばれるようになったようです。
「こんぺいとう」は、金平糖以外にも金米糖・金餅糖という漢字を使ったり、糖花(とうか)と呼ばれることもあります。
<豆知識>
戦時中には、乾パンとともに金平糖が保存食として使われていました。
日持ちもして必要な糖分を摂取できるため、非常食として優れているんです。
金平糖ってすごいですね!!
2つ目の漢字は「鱓魚」です!
漢字検定1級の漢字である「鱓」。
音読みでは「セン」と読み、これ1文字でも、「鱓魚」と同じ読み方をするようなのですが、分かりますか?
魚へんがつく漢字はたくさんありますが、右側にある漢字である程度予想がつくものも多いですが、これは難しいですね・・・。
ヒントを見ながら考えてみましょう!
「鱓魚」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 体長は長いものだと4mもあります。
ヒント➁ カタカナで「〇〇〇」の3文字です。
ヒント③ 「海のギャング」と呼ばれるウナギのようなヘビのような魚です。
「鱓魚」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ウツボ」です!
「鱓魚」は、「鱓」の1文字でも「ウツボ」と読む、比較的あたたかい地域の海に生息する海水魚で、鋭い歯と大きな口を持つウミヘビの親分みたいな大型の肉食魚です。
テレビなどで無人島生活やそこから脱出をするような番組の中で、芸人さんが油で素揚げした「鱓魚」を食べるのを何度か見たことがありますが、その見た目の通り、かなりインパクトがある魚ですよね・・・。
日本での呼び名である「ウツボ」は、長い体が「矢を入れる容器「靫」(うつぼ)」に似ているからこの名がついた、という説があるくらい、細長い体をしていて体の模様も派手なものが多いです。
口は大きく目の後方まで達していて、鋭い歯があって、まさに海のギャング。
これを食べちゃう芸人さんって、お世辞抜きに凄いと思います!
3つ目の漢字は「靨」です!
「靨」というと、なんとなくマイナスのイメージの付きまとう漢字ですが、
実はそうではなく、「靨」があると可愛く見えると言われています。
そのためことわざなどにも出てくる位、昔からある言葉です。
「靨」読み方のヒントは?
面という漢字が使われているので、顔に関することで正解です。
そして短所も長所に見える位、可愛く見えるというニュアンスで使っています。
「靨」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇」です。
笑うと出てきます。
さあもうわかりましたか?
「靨」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「えくぼ」
です!
笑うと顔に窪みができることから、えくぼと言います。
「厭」は抑えるという意味で、「面」は顔を面を抑えてくぼみができるから「靨」という漢字になったと言われています。
痘痕(あばた)も靨ということわざは、
昔天然痘が流行った時に顔に発疹の跡が残ってしまっても、靨がひとつあれば可愛く見えてしまう。
という意味で使われており、欠点をも隠してしまうほどかわいく見えるという事です。
イメージとはちょっと違う読み方をする漢字のひとつです。
4つ目の漢字は「睫毛」です!
「睫毛」と書いて、なんと読むか分かりますか?
目の周りにあるもので間違いはないですが(まゆげ)は「眉毛」と書きます。
また、(まぶた)は「瞼」と書きます。
そして実は「睫」だけでも「睫毛」と同じ読み方をします。
さて、「睫毛」はなんと読むでしょうか?
「睫毛」読み方のヒントは?
目の周りに生えている毛は、眉毛だけではありません。
上睫毛、下睫毛なんて言葉もあります!
そして人間だけではなく、動物にもあります。
睫毛は目にゴミが入るのを防ぐ役割があるのだとか。
「睫毛」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇」です。
今回は、ちょっと簡単でしたね!
さあ、もうわかりましたか?
「睫毛」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「まつげ」
です!
睫毛は約90日で生え変わっているそうです。
今まで睫毛が抜けることに、気が付いたことがありませんが、
もしかすると洗顔の時にでも抜けているのかもしれませんね。
女性にとっては大切な毛であることは間違いありません。
ぜひ、覚えておきましょう。
5つ目の漢字は「渾名」です!
「渾名」
これ、何と読むかわかりますか?
あまり見たことがない、という方も多いこの漢字。
さて、何て読むでしょう?
「渾名」読み方のヒント!
「渾名」は、漢字こそ見慣れないですが、
実はとっても馴染み深いもの。
幼稚園児や小学生でも使う言葉です。
人気者だと多くの「渾名」をつけられた!
なんて思い出があるかも?
さて、読めましたか?
「渾名」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「あだな」
です!
「渾名」は、
「その人物の愛称や呼び名」を意味する言葉。
ニックネームのことでもありますね。
大人になるとなかなかあだ名で呼び合う機会はないですが、
幼稚園児や小学生の頃はあだ名で呼ばれていた方が多いのでは?
元は「婀娜名(あだな)」という漢字だったそうで、
これは今でいう「浮名」と同じような「色男」的な評判の言葉として使われていました。
それとは別に「あざな」という言葉もあります。
こちらは平安時代ごろまでの「男性の成人後の通称」のことを指します。
その「あざな」が鎌倉時代に愛称の意味に変わり、
音が近い「婀娜名」と混ざって
「あだ名」=愛称に定着したのだとか。
由来はさておき、普段は見慣れないけれどよく聞く言葉の「渾名」。
ぜひ読み方を覚えて、漢字マスターに近づいてください!
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!