今回は「詣でる」「分葱」「聖林」です。
見たことはあるのに、なかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読めますか?
目次
1問目はこの漢字から!「詣でる」
「詣でる」
これ、なんて読むかわかりますか?
この漢字だけだと、読むのに戸惑ってしまう人もいるのでは…?
あなたはなんと読みましたか?
「詣でる」の読み方、ヒントは?
ヒントはおなじみのあの言葉。
「初詣」!
お正月や1月中に、神社やお寺にお参りすることをいう言葉ですが、
この言葉を読むことができれば、「詣でる」も読めるはず。
ちょっと簡単な問題でしたでしょうか?
「詣でる」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「もうでる」
でした!
主な意味は、神社やお寺に出向いて参拝すること。
こちらも初詣から連想しやすいですね。
ですが「詣でる」にはこの意味以外にも、
自分より目上の方に会いに行くことや、お墓参りに行くことも含まれるんです。
位の高い貴人に会いに行く「参出(まいで)」という言葉を
謙譲語に変化させた「まうでる」が語源なのだとか。
類語としては「参拝」や「参詣」などがあります。
ちなみに、1年の初めにお参りすることを「初詣」と言いますが、
毎月参拝することを「月詣(つきもうで)」
赤ちゃんが生まれて初めて参拝することを「初宮詣(はつみやもうで)」
と言います。
なかなか普段は使わない言葉ですが、
神社やお寺に参拝する際には思い出してみてくださいね!
2問目はこの漢字!「分葱」
野菜の「葱(ネギ)」が入っているこの漢字、どこをどうみても「何かの葱」であることは「分かり」ますね。
もしや、「葱だと分かる」野菜だから「分葱」?
でも、「葱」がつく野菜といっても、「長ネギ」「玉ネギ」「深谷ネギ」くらいしか思いつきませんが、「分葱」っていったい何でしょうか。
ここは素直にヒントを見て、未知なるネギに迫ってみましょう!
「分葱」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 正式にはネギの種類ではないので、「〇〇ネギ」とは読みません。
ヒント➁ 「〇〇ぎ」の3文字です。
ヒント③ 脇の下から生える毛の名前に似ています・・・。
「分葱」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「わけぎ」です!
名前が「脇毛(わきげ)」に似ていますが、「わけぎ」ですwww
「わけぎ」は、玉ネギと同様、球根をつける多年草の一種であり、一般的に野菜として食されています。
熊本県の方では「一文字(ひともじ)」、大分県の方では「千本(ちもと)」とも呼ばれて親しまれています。
日本では、あまり家で並ぶような家庭料理には使われていませんが、有名なものと言えば、韓国料理のチヂミでしょう。
やはりネギ系の野菜は薬味として、料理の味を深くしてくれるスパイスとして重宝しますね!
最後はこの漢字!「聖林」
これはそのまま「せいりん」や「しょうりん」ではありません。
読み方としては、当て字ではあるんですが、音読みでも訓読みでもなく・・・。
それでも、この読み方に対してこの漢字を当てた方のセンスの良さを感じます。
ヒントを参考に、センスの良い「聖林」の読み方を考えていきましょう!
「聖林」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① カタカナで「〇〇〇〇〇」の5文字です。
ヒント➁ 「聖」は英語で「ホーリー」です。「林」は・・・?
ヒント③ 映画で有名なあの地名です。
「聖林」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ハリウッド」です!
言わずと知れたハリウッドは、映画の聖地とも言えるべき場所ですね。
この「ハリウッド」は、英語で書くと「ホーリー・ウッド」。
「聖」は英語で「ホーリー」、「林」は英語で「ウッド」・・・? ってあれ?
そう、「林」ではなく「森」の方が完璧だったのに・・・と思ったのは私だけでないはずwww
それでも、英語に訳してそれを漢字に当てるなんて、すごく頓智のある漢字ですね。
ハリウッドといえば、今でこそ映画の聖地となっていますが、当時のアメリカでは反対側の東海岸が経済の中心地。当時の映画は、カメラのレンズやフィルムの感度の問題から屋外のような明るい場所でしか撮影ができなかったこともあって、次第に撮影場所が西にずれていき、映画撮影を行うに十分な明るさを確保しやすい地中海性気候の西海岸側に移っていった、そんな歴史がある場所なんです。
夢は大きく、「聖林スター」ですね!