今日の難解漢字は、
「疾うに」
「牛滑」
「許嫁」
「疑る」
「錫蘭」
です!
どれもなんとなく読めそうな漢字ばかりですが、
なんと読むか分かりますか?
目次
- 1 1つ目の漢字は「疾うに」です!
- 2 「疾うに」読み方のヒントは?
- 3 「疾うに」の読み方、正解は……
- 4 2つ目の漢字は「牛滑」です!
- 5 「牛滑」の読み方のヒントはコレ!
- 6 「牛滑」の読み方の正解は・・・・?
- 7 3つ目の漢字は「許嫁」です!
- 8 「許嫁」読み方のヒントは?
- 9 「許嫁」読み方のもうひとつのヒントは?
- 10 「許嫁」の読み方、正解は・・・
- 11 4つ目の漢字は「疑る」です!
- 12 「疑る」の読み方のヒントはこちら
- 13 「疑る」の読み方!正解は…!?
- 14 5つ目の漢字は「錫蘭」です!
- 15 「錫蘭」読み方のヒントは?
- 16 「錫蘭」読み方のもうひとつのヒントは?
- 17 「錫蘭」の読み方、正解は・・・
- 18 まとめ
1つ目の漢字は「疾うに」です!
「疾うに」
は、あまり日常会話では使わないかもしれません。
しかし、どちらかというと文学的でやや古風な表現として、頻出する言葉です。
「疾走」の「疾」と同じ漢字ですが、あなたは正しく読めますか?
「疾うに」読み方のヒントは?
「疾うに」には、ずっと前に、という意味があります。
「息子は疾うに家を出て、東京で1人暮らしをしています」のような使い方をします。
普段私たちが話すときは、「疾うに」とはあまり言わず、
「とっくに」や「とっくの昔に」と表現することが多いですね!
もうおわかりですね?
「疾うに」の読み方、正解は……
「疾うに」の正解は……
「とうに」です!
「今日の仕事?それならとうに終わっているよ」
などなど。
若者言葉というよりは、やや古風な雰囲気がある「疾うに」。
仕事や課題の進捗を聞かれたら、
「そんなんとっくの昔に終わったよ」
ではなく、
「仕事なら疾うに終わったよ」
と言ってみると、少し知的な雰囲気がしませんか?
ぜひ使ってみてくださいね。
2つ目の漢字は「牛滑」です!
牛が滑る、と書くこの字。牛の何かの行動か、またはそれにちなんだ動作のことにも思えますが、これは地名です!
富山県の人なら読めるこの地名、さあ、何と読むのでしょうか?
「牛滑」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 訓読み+訓読みです。
ヒント➁ 「〇〇〇〇り」の5文字です。
「牛滑」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「うしなめり」です!
ここは、富山県富山市婦中町(とやまけん とやまし ふちゅうまち)にある地名です。
牛滑は、富山県のほぼ中央に位置していて、婦中町は「平成の大合併」により2005年(平成17年)4月1日に富山市・八尾町・大沢野町・大山町・山田村・細入村の富山地域7市町村と合併した地域です。
近年は富山市のベッドタウンとしても有名ですね!
【一口メモ】
現在は確認できていませんが、牛滑には「牛滑遺跡」という縄文時代の住居後の遺跡があったようです。昭和38年頃から調査が行われて2棟の竪穴住居跡を確認。平成10年頃には、富山市教育委員会が作った「牛滑遺跡」の看板もつけられていたようです。
3つ目の漢字は「許嫁」です!
最近ではあまり耳にしない言葉ですが、一昔前にはよく耳にしていた言葉かも知れません。
少女漫画にどっぷりはまっていたという女性は、一発で読める漢字かも知れません。
しかし普通に暮らしていると、滅多には使わない言葉だと思います。
さあ許嫁はなんと読む?
「許嫁」読み方のヒントは?
そもそも許される嫁と書くからには、親が決めるものですよね。
昔は親が許さない限り結婚できなかったという時代もありました。
結婚に対して親が出てくるところだからこそ、「許嫁」という言葉ができたのでしょう。
読み方には「ゆるす」も「よめ」も全く関係のないひらがなが入ります。
「許嫁」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇〇」です。
もっと言うと「〇〇な〇〇」です。
もうわかりましたか?
「許嫁」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「いいなずけ」
です!
当人以外が結婚を決定するという意味合いで使われています。
自由結婚の今では考えられないかも知れませんが、
漫画などでは〝ありえないからこそ憧れを抱く”という設定が盛り上がる要素となって使われています。
4つ目の漢字は「疑る」です!
「疑る」の読み方をご存知でしょうか?
つい「うたがる」と読みそうになりますが、もちろん違います。
よく見る漢字なのに、送り仮名が違うと意外に読めない人が多いかも!?
さて、あなたには読むことができますか?
「疑る」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇る」の4文字
- 意味は怪しいと思うことです
- 「そんなに人を疑るものじゃないよ」などと使います
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「疑る」の読み方!正解は…!?
正解は「うたぐる」です!
意味は、ヒントで紹介したように「怪しい」「確かではない」などと思うことです。
「疑(うたぐ)る」は「疑(うたが)う」の俗な言い方で、意味は同じとされていますが、現代では「疑(うたぐ)る」という言葉は余り使われていないようですね。
ただし、何でもすぐに疑う人のことを「疑(うたぐ)り深い」と表現するのは時々耳にするのではないでしょうか。
また「疑る」の類義語としては、いぶかる、怪訝(けげん)、怪しむなどがあります。
5つ目の漢字は「錫蘭」です!
「錫蘭」読み方のヒントは?
「錫蘭」読み方のもうひとつのヒントは?
「錫蘭」の読み方、正解は・・・
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!