今回は「悄気る」「嘶く」「冬瓜」です。
見たことはあるのに、なかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読めますか?
目次
1問目はこの漢字から!「悄気る」
「悄気る」
これ、何と読むかわかりますか?
普段の会話や、歌詞でも使われている、
聞き馴染みのある言葉なのですが…
さあ、あなたは何と読みましたか?
「悄気る」読み方のヒント!
なんとなく雰囲気で読めた!という方もいるのでは?
わからない…という方へのヒントは
「悄」は「しょう」という音読みを持っています。
でも「しょうきる」ではないですよ!
さて、読めましたか?
「悄気る」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「しょげる」
です!
「悄気る」は、
「がっかりして元気がなくなる」「しゅんとする」などの様子を表す言葉。
普段の会話でもよく聞く言葉ですよね。
「友人が失恋して悄気ている」
「仕事で失敗して悄気る後輩を慰める」
など、使いどころが多い言葉です。
あまり見慣れない「悄」は、
憂いに沈んでしおしおとして力のない様子や、
意気消沈した様子を表した漢字です。
そんな漢字が使われているから
「悄気る」という言葉も、
しょんぼりした様子を表す言葉になっているんですね。
ちなみに「悄」は漢字検定1級の漢字。
しかも「悄気る」は本来の読み方をアレンジした言葉。
読めた方は自信を持ってOK!
もし間違えてしまっても、
悄気ずに今日から正しく読みましょう!
2問目はこの漢字!「嘶く」
難しい漢字として「漸く(ようやく)」という単語が扱われることも多いですが、今回出題するのは似て非なる漢字です。
それが「嘶く」という単語。
もちろん読み方は「ようやく」ではありません。
あなたは読むことができますか?
「嘶く」の読み方のヒントは?
この言葉が使われるシチュエーションは非常に限定的です。
馬がヒヒーンと甲高く鳴く、その様子を示すことがほとんど。
文字数は送り仮名を入れて4文字です。
「〇〇〇く」
分かりましたでしょうか?
正解は…
正解は…
いななく
でした!
普段頻繁に使われる表現ではありませんが、聞いたことはあるはずです。
ちなみに、「いななく」という言葉の語源は「い」という音が馬の鳴き声のオノマトペとして使われていたというところにあるそうです。
今でこそ馬の鳴き声は「ヒヒーン」と表現されることが多いですが、この言葉が生まれた当時は「イイーン」だったのでしょうか…?
ここまでお読みいただきありがとうございました!
最後はこの漢字!「冬瓜」
今回の漢字はサービス問題です!
逆に言うと、読めないとちょっと恥ずかしいかも・・・。
知らない人は、ぜひこの機会に読めるようになりましょう!
普段から、スーパーや八百屋で買い物をしている人なら、必ず見たことがある漢字ですので、自信をもって回答してくださいね!
ちなみに「冬瓜」を読めるだけでなく、その姿かたち、いつ買う(獲れる)ものなのかも考えてみてください。
「冬瓜」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇〇」の4文字です。
ヒント➁ 見た目は大きいキュウリ?ヘチマ?
ヒント③ 「沖縄冬瓜」が有名です。
「冬瓜」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「とうがん」です!
「冬瓜」は、「冬の瓜(うり)」と書くことからも、秋から冬に出回る野菜の一つです。
スーパーや八百屋で商品として並ぶのは冬の時期になりますが、「冬瓜」の旬の時期は何と夏なんです!
意外にも、冬の食べ物と認識している人も多いですが、夏に旬を迎える野菜なのに、つるを切らない「玉のままであれば冬まで保存が可能」ということから「冬瓜」と呼ばれるようになったそうです。
いろいろな料理に使われますが、「冬瓜」の約95%は水分という、ほとんど栄養もない野菜にありますが、その変わりにカロリーはめちゃくちゃ低いんです!
これはダイエッターにとっては外せない、あらたな救世主の到来ですね!