今日の難解漢字は、
「口遊む」
「玩ぶ」
「索麺」
「絆す」
「際疾い」
です!
どれもなんとなく読めそうな漢字ばかりですが、
なんと読むか分かりますか?
目次
1つ目の漢字は「口遊む」です!
「口遊む」
「口」はそのまま「くち」と読んでください。
「遊」という漢字は「あそ(ぶ)」や「ゆう」と読みますよね。ということは、「くちあそむ」?それとも「くちゆうむ」?
残念ながら、どちらも間違いです。
「口遊む」読み方のヒントは?
ヒントは、メロディーや歌などを軽く口に出す様子を言葉です。大きな声ではっきりと歌うわけではなく、軽く声を出す感じでイメージしてください。
類語は
「歌う」
「鼻歌をうたう」
などが挙げられます。
「口遊む」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「くちずさむ」
です!
「最近はやりの歌を口遊みながら作業をした」
「父が口遊んでいた歌のタイトルが思い出せない」
のように使います。
言葉としては聞いたことがあっても、漢字で書くと難しいのではないでしょうか。
ひらがなで書く場合には「くちづさむ」ではなく「くちずさむ」が正解です。
「くちずさむ」の「ずさむ」は、もともとは自由に思うままに振る舞うという意味の「遊む(すさむ)」です。
「口遊む」には「悪口をいう」「ウワサをする」という意味があった時代もあります。まさに「口が自由に思うままに振る舞っている」イメージですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
2つ目の漢字は「玩ぶ」です!
普段何気なく使う単語でも、漢字にしてみると途端に読むのが難しくなるものがあります。
たとえば「玩ぶ」という表現。
玩具の玩という字ではありますが、「がんぶ」ではありません。
あなたは読むことができますか?
「玩ぶ」の読み方のヒントは?
きっとあなたも一度は使ったことのある表現だと思います。
この言葉の意味合いとしては「まじめに扱うべきものをおもちゃにする」が当てはまります。
あまりいい意味の言葉ではありませんね。
文字数は送り仮名を入れて5文字。
「〇〇〇〇ぶ」
分かりましたでしょうか?
正解は…
正解は…
もてあそぶ
でした!
玩具の玩という文字からはなかなか想像できない読み方です。
ぜひこの機会にしっかりと読み方を覚えて、出てきた時にすらすら読めるようにしてみてくださいね。
ちなみに「弄ぶ」とも書きます。
こちらの漢字のほうが馴染みがあるという方も多いのではないでしょうか。
人の心を玩ぶようなことはやめましょうね!
ここまでお読みいただきありがとうございました!
3つ目の漢字は「索麺」です!
一般的には平仮名で表記されるこの食べ物。
漢字で書くとしても、有力なものが他に一つあるので、「索麺」はさらに難しいものとなっています。
音読みすれば「さくめん」ですが、発音上のニュアンスは近いものがありますが、まずこれだけでは正解はできないと思いますので、ヒントも参考にしてみてください。
さあ、あなたはこの「索麺」、読めますか?
「索麺」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「うどん」をもっと細くした麺です。
ヒント➁ 素麺とも書きます。
ヒント③ 夏に氷を入れるなど、冷やして食べると絶品です。
「索麺」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「そうめん」です!
「そうめん」は皆さんご存じ、小麦粉を原料とした麺で、まさに「うどんを細くしたもの」です。
基本的には、「うどん」や「ひやむぎ」とは細さの定義が違い、日本農林規格によると、「そうめん」は直径1.3mm未満という決まりがあるそうです。
こ、細かい・・・www
ちなみに、よく間違えられる「ひやむぎ」は、1.3mm以上1.7mm未満、「うどん」は1.7mm以上だそうです。
ただ細さが違うだけなのに、それだけで食感はもちろん、味そのものも違うと感じてしまうのが不思議でなりません。
4つ目の漢字は「絆す」です!
「絆」といえば、誰かとの強いつながりを示す素敵な言葉ですね。
卒業式などの別れのシーンにも定番の言葉になっている「絆」という感じですが、これに送り仮名がつく言葉もあることはあまり知られていません。
正解を言われれば「その言葉がこれなの?」と少し違和感があるのであれこれ予想するのは難しいと思います。
強いて言えば、最初は「絆す」ことから始まった関係が、時間をかけて「絆」になった、という感じでしょうか・・・。
「絆す」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇す」の3文字です。
ヒント② 恋人や夫婦になった「きっかけ」のときの様子です。
ヒント③ 「絆す」、「絆されて」なんて言いますね。
「絆す」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ほだす」です!
現在では、「絆す」とは「相手が滑稽で許してしまう」というニュアンスで使われていますね。
恋人になった経緯のときに、「相手に絆されちゃって・・・」なんて友達に言ったりしていませんか?
実は、この「絆す」という言葉は「つなぎとめる」や「相手を束縛する」、「心が惹かれる」というニュアンスを含んだ言葉が本来の正しい意味になります。
そのため、「嫌々許してしまう」という面と、「みんながボランティアをしている姿に絆されて私も参加した」という良い意味でも使われる言葉なんです。
そうなると、やはり「絆」という漢字を使うのがぴったりの素敵な言葉だったんですね!
5つ目の漢字は「際疾い」です!
「際疾い」読み方のヒントは?
「際疾い」読み方のもうひとつのヒントは?
「際疾い」の読み方、正解は・・・
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!