「沖魚汁」って何て読むか分かりますか?
(おきさかなじる)ではありません。
(おきぎょじる)でもありません。
ひらがな5文字です。
”〇〇〇〇〇”
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「沖魚汁」の読み方のヒントは?
- ヒント①:海で獲った魚をすぐに煮炊きしてつくった汁のこと
- ヒント②:沖魚(おきうお)とは沖で獲れる魚を意味します
- ヒント③:沖汁(おきじる)とも言います
何と読むか分かりましたか?
「沖魚汁」の読み方、正解は……
正解は……
「おきなじる」
です!
新潟県には「スケトの沖汁」という郷土料理があります。
獲れたてのスケトウダラをぶつ切りにして、白子と一緒に鍋に入れ、長ネギ・しいたけ・にんじん・だいこん・はくさいなどの野菜と一緒に煮込み、佐渡みそで味付けしたものです。
漁師がスケトウダラを船の上でさばき、煮込んだ「沖魚汁」を持ち帰ったことから冬のお味噌汁として新潟県に根付いたと言われています。
青森県の「じゃっぱ汁」や山形県の「とんがら汁」も「沖魚汁」がもととなった料理です。
スケトウダラは身が淡白で食べやすいため、かまぼこ・ちくわ・さつま揚げ・チーたらなどに使われています。
また、卵はたらこや明太子として使われています。
スケトウダラは何にでも使える万能の魚です!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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