漢字読み講座

【今日の難読漢字】「瓜姆」「明朝体」「潔い」「熱る」「能う」ってなんて読む?

今日の難解漢字は、

「瓜姆」

「明朝体」

「潔い」

「熱る」

「能う」

です!

どれもなんとなく読めそうな漢字ばかりですが、

なんと読むか分かりますか?

1つ目の漢字は「瓜姆」です!

この2文字の漢字もこれまた難問ですね・・・。

 

「瓜」は「ウリ」で分かるんですが、「姆」って普段あまり使わない漢字ですね。

 

「姆」とは、「うば」、「めのと」などの女性を表す言葉で、「兄嫁(あによめ)」の意味もあります。

 

ということは、ウリの品種のお姉さん的な存在のもの??

ますます混乱してしまいましたね・・・。

ヒントを見ながら考えてみましょう!

 

「瓜姆」の読み方のヒントはコレ!

 ヒント① これはカタカナ読みで「〇〇〇」です。

ヒント➁ これは島の名前です。

ヒント③ 日本人がよく行く南国といえばここ!

 

「瓜姆」の読み方の正解は・・・・?

正解は、「グアム」です!

 

「グアム」は、太平洋に浮かぶ、マリアナ諸島の南端にある島です。

現在は、アメリカ合衆国の準州という位置づけです。

 

一時、戦時中においては日本が占領した島でもあり、「大宮島(おおみやじま)」と呼ばれていたこともあります。

 

日本人が気軽に海外旅行に行く場所といえば、「グアム」とハワイなどが筆頭に挙げられているくらい、私たち日本人にとっても馴染みの深い島になります。

 

そんな「グアム」ですが、そのルーツをたどると何と紀元前3000年頃も昔に遡ります。

太平洋に浮かぶ島に当時の東南アジアに住んでいた民族がカヌーなどを使って移住してきたとされていて、私たち日本人が親しみを覚えるのはそんな理由があるからなのかもしれませんね!

2つ目の漢字は「明朝体」です!

書籍やパソコンなどの字体に使われる「明朝体」ですが、

字体で認識はしているものの、読み方となれば話は別ですよね。

最近ではゴシック体も多いですが、それでもやっぱり教科書は明朝体です。

さて、明朝体と書いて何と読むかわかりますか?

「明朝体」読み方のヒントは?

ひとつづつの漢字で見ていくと難しいかも知れません。

明朝体をふたつに分けて考えると簡単かも。

「明朝」と「体」に分けて考えてみてください。

(めいちょうたい)でもありません。

「明朝体」読み方のもうひとつのヒントは?

ひらがなにすると「〇〇〇〇〇〇〇」です。

長いのでさらにヒントを申し上げると、

みん〇〇〇たい」です。

さあ、もうわかりましたか?

「明朝体」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

 

「みんちょうたい」

です!

 

明朝体で印字されているとなんだか、かしこまった感じがしますよね。

新聞なども今でも明朝体です。

紙媒体の文字は、明朝体の方が読みやすいのかも知れませんね。

3つ目の漢字は「潔い」です!

「潔い」と書いて、なんと読むか分かりますか?

清潔(せいけつ)の「潔」ですが読み方は違います。

なので(けつい)でもありません。

さて、「潔い」と書いてなんと読むでしょうか?

「潔い」読み方のヒントは?

「思い切りがいい」「未練の無い」「すっきりとした」「潔白である」

など、すがすがしい感じのイメージです。

あまり漢字で見ることが無いので、ちょっとヒントを出しますと、

〇〇〇い」です。

「潔い」読み方のもうひとつのヒントは?

もっとヒントを出すと「いさぎ〇い」です!

「よ」が入ると思いますか?

それとも「い」が入ると思いますか?

若い子ほど間違って読んでいたりします。

さあ、もうわかりましたか?

「潔い」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

 

「いさぎよい」

です!

 

潔い答えが出せるのは、自分に自信があるからなのかも。

しかし、なぜか若い子ほど(いさぎいい)と読んでしまうのかは謎のままです。

昔は「良い子」(よいこ)という言い方がポピュラーだったことと、

若い子は(いいね!)の影響でしょうか?

ぜひ、覚えておきましょう。

4つ目の漢字は「熱る」です!

「熱る」の読み方をご存じでしょうか?

「あつる」「ねつる」は、当然ですが、どちらも間違いです。

「熱」は小学校4年生で習う漢字なのに、意外と難しいですね。

さて、あなたには読むことができますか?

「熱る」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇〇る」の3文字です。
  2. 熱を帯びて熱くなることや、熱くなったように感じること。
  3. 「恥ずかしさに頬が熱る」などと使います。

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「熱る」の読み方!正解は!?

正解は「ほてる」です。

一般には「火照る(ほてる)」と書くことが多いため、わからない方が多かったかも知れません。

「ほてる」とは、顔や体などが熱くなったり、恥ずかしくて頬が赤く染まったりする状態をいいます。

恥ずかしさがさらに増すと「顔から火が出る」という表現もありますね。

「熱」とは、熱さやエネルギーを表す漢字です。

また、熱を使った言葉には「熱(ほとおり)」「熱(ほとぼり)」「熱(ほ)めく」「熱(ほ)めき」など、数多くあります。

5つ目の漢字は「能う」です!

「能う」の読み方をご存じでしょうか?

「のうう」と読むのは、もちろん間違いですよ。

「よう」という読み方もありますが、今回はもう一つの読み方を正解とします。

小学校5年生で習う簡単な漢字ですが、かなりの難読だといえるでしょう。

さて、あなたには読むことができますか?

「能う」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇〇う」の3文字です。
  2. 「可能である」「なしうる」という意味。
  3. 「能う限りの協力をします」などと使われます。

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「能う」の読み方!正解は!?

正解は「あたう」です!

古典的な文章で使われることが多く、現代ではあまり耳にしないかも知れません。

しかし「検討するに能わない」といった否定での使い方は時おり耳にしますね。

ちなみに冒頭で紹介した「能(よ)う」という読み方は「良う」と同じ意味。

「良うやった(よくやった)」「良う来なさった(よくきてくれた)」のように使われる言葉です。

まとめ

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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とにかく本が好きです!