「況や」と書いて、なんと読むか分かりますか?
なんと(きょうや)ではないのです!
さあ、なんと読むでしょう?
「況や」読み方のヒントは?
ヒントは全体で4文字、「○○○や」となります。
普段の会話や文章ではあまり使われない言葉で、
昔の小説や教科書で使われるような古臭い言い回しという印象を持ってる方が多いのではないでしょうか。
何か思い当たるものはあるでしょうか?
「況や」読み方のもうひとつのヒントは?
最初の一文字目は「い」です。
これは「前に述べたことから考えて、この件については言うまでもなく自明のことである」とか「まして」「なおさら」という意味の副詞です。
これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?
「況や」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「いわんや」
です!
例文としては「この問題は専門家でも解くのは難しい。いわんや一般人では解けるわけがない。」
といったように使います。
耳にしないこともない言葉ですが、使うことで少し仰々しい印象になってしまうので、
現代ではわざわざ使うのをためらうような言葉ですね。
古文や漢文などの昔の文章であれば雰囲気にマッチして、逆にとてもいい文章になる気がする
のは私だけでしょうか?