今回のお題は「刷毛」「紐育」「三昧」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「刷毛」
どちらも知っている漢字なのに、二字熟語になると突然読み方が難しくなる言葉があります。
「刷毛」
この二字熟語もその一つ。
「印刷」の「刷」に「毛根」の「毛」だから、「さつもう」?
いえいえ、違いますよ!
「刷毛」読み方のヒントは?
「刷毛」は、美術の授業などで絵を描いたり、何かを塗装したりするときに使います。
木やプラスチックなどでできた柄の先端に、毛がたくさん取り付けられていますね。
筆よりも幅が広く、バリエーションも豊か。
画材専門店だけではなく、百円ショップや文房具ショップでも見かける機会が多くありますよ。
もうおわかりですね?
「刷毛」の読み方、正解は……
「刷毛」の正解は……
「はけ」です!
刷毛の毛の部分には、かつては豚やヤギ、馬やヒツジの毛などがよく使われていました。
現在では、塗料がよく水で溶けるようになったことから、合成樹脂のものも増えているそうですよ。
ちなみに「刷」は「刷く(はく)」と仮名を送ります。
「ほうきではく」の「はく」も同じ「刷く」なので、覚えておいてくださいね。
2問目はこの漢字!「紐育」
すごくシンプルな漢字で「紐が育つ」。
ひっかけクイズのように、「紐が育つ ⇒ 縄になる?」なんて思ってしまったのは私だけではないはず。
もちろん、「なわ」や「ひもいく」ではありません。
さあ、紐が育つと何になるんでしょうか!
「紐育」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① これは音読みによる当て字です。
ヒント② カタカナで表記する、ある国の都市の名前です。
ヒント③ 大きな女神像があることでも有名です。
「紐育」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ニューヨーク」です!
ニューヨークは、誰もが知るアメリカ合衆国の都市の一つですね。
自由の女神がある都市としても有名で、1790年以来、アメリカにおける最大の都市の一つでもあります。
市の人口は800万人を超え、市内だけの経済的な総生産は7,000億ドルにも届くほどのすごい金額となっており、全米最大とも言われていますね。
第二次世界対戦後につくられた、国際連合の本部がある所在地でもあり、政治・経済・文化・ファッション・エンターテインメントなど、あらゆる分野で名実ともに世界の中心といっても良い都市の一つです!
最後はこの漢字!「三昧」
「三昧」と書くと、「一味」や「七味」など
唐辛子のイメージを持ってしまいますが、
唐辛子からは一旦離れてみましょう。
さて、「三昧」と書いてなんと読むか分かりますか?
「三昧」読み方のヒントは?
(みみ)でも、(さんみ)でもありません。
もちろん、(みあじ)でも(さんあじ)とも読みません。
たとえば贅沢過ぎる時間を過ごす時、なんと言いますか?
「三昧」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇」です。
ひとつの事に熱中したり、思いっきり傾いたりすることです。
さあ、もうわかりましたか?
「三昧」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「ざんまい」
です!
ご贔屓のアーティストや芸能人など、
お目当ての推しにどっぷりはまる時間を過ごすなども、
贅沢三昧の時間ですね!
他にも大好きな甘いものを沢山食べた時なども、
スイーツ三昧などと言ったりします。
また、仏教では三昧(さんまい)と言われており、
精神を集中し、雑念を捨て去ることと言われています。
夢中になれるものがあると、何でも頑張れますよね。
ぜひ、覚えておきましょう。