漢字読み講座

【今日の難読漢字】「鴛鴦」「茨城」「良」「諍い」「旋風」ってなんて読む?

今日の難解漢字は、

「鴛鴦」

「茨城」

「良」

「諍い」

「旋風」

です!

どれもなんとなく読めそうな漢字ばかりですが、

なんと読むか分かりますか?

1つ目の漢字は「鴛鴦」です!

「鴛鴦」

この漢字、何と読むかわかりますか?

2つの読み方があり、とても素敵な言葉のひとつです。

読み方がすぐに出てこないあなたは、

下記で発表する正解と解説を参考にしてくださいね。

「鴛鴦」の読み方のヒントはコレ!

「鴛鴦」の読み方のヒントは、下記の通りです。

  • ヒント1:「夫婦などの男女がむつまじく、いつも一緒にいること」
  • ヒント2:「夫婦の仲のむつまじいことのたとえ」

そろそろわかりましたか?

読み方は2つありますので、それぞれ考えてみてください!

「鴛鴦」の読み方!正解は…?

「鴛鴦」の読み方、正解は……

「おしどり」または「えんおう」です!

 

  • 「夫婦などの男女がむつまじく、いつも一緒にいること」
  • 「夫婦の仲のむつまじいことのたとえ」

「鴛鴦」には、上の2つの意味があります。

「鴛鴦夫婦」という言葉は、

誰しも1度くらいは耳にしたことがあるのではないでしょうか。

「鴛鴦」の例文は?

せっかくですので、「鴛鴦」を使った例文も見ていきましょう。

  • 両親はまるで鴛鴦のようだと褒められるが、見ているこちらは少し恥ずかしい。
  • 2人はとても仲がいいので、鴛鴦の契りそのものである。
  • 鴛鴦夫婦となるように、いつまでも幸せでいたいものだ。

「鴛鴦」は、「鴛」がオス、「鴦」がメスであることから、

男女の仲に対して使われる言葉です。

また、「夫婦仲のむつまじいことのたとえ」として

「鴛鴦の契り(えんおうのちぎり)」と表現することもあります。

まとめ

「鴛鴦」は「おしどり」または「えんおう」と読む漢字です。

「鴛」がオス、「鴦」がメスを表しており、

鴛鴦がいつも一緒にいることから

「鴛鴦夫婦」「鴛鴦の契り」といった言葉が使われるようになりました。

読めなかった人は、意味と意味を一緒に覚えておくとよいでしょう。

2つ目の漢字は「茨城」です!

今回は、関東地方にある県の名前の問題です。

 

まさか、日本の都道府県の読み方を間違える人なんていませんよね!?

・・・と思っていたら、なんと20~30%の人は「茨城」の読み方を間違って覚えている、なんていう調査もあるようです。

 

また、似たような名前の「茨木」という市の名前も大阪にあるんですが、いろんなものと混同してしまって間違えるのでしょうか??

 

「茨城」の読み方のヒントはコレ!

 ヒント① 「宮城」とは違う県です!

ヒント➁ 「栃木」とも違う県です!

ヒント③ 「茨木市」も同じ読み方をします!

 

「茨城」の読み方の正解は・・・・?

正解は、「いばらき」です!

 

「ぎ」じゃなく「き」が正しい読み方になります。

 

発音上、「いばらぎけん」の方が言いやすいので間違って覚えてしまうのは分かりますが、「いばらき(けん)」が正しいので必ず覚えるようにしましょう!

 

ただ、当の茨城県の人は訛りもあって、「いばらぎ」と聞こえてしまうケースもあるのはご愛敬。

 

覚え方は、「同じ関東地方でも栃木と茨木は違う!」です。

栃木は「ぎ」で、茨城は「き」ですよ!

3つ目の漢字は「良」です!

難読漢字にチャレンジ!

今回は「良」です。

使う機会が多い身近な漢字ですね。

あなたはどう読みますか?

「良」の読み方のヒントは?

1.「良し悪し」の「良」とは全く別の意味です。

2.時間や量、距離、気温などを表す際によく使われます。

3.ひらがなにすると2文字です!

正解は…

正解は「やや」でした!

「ややしばらく経って」「やや気温が上昇した」「やや後退した」など、新聞やテレビニュースで使われることの多い言葉です。

「良(やや)」には、「しだいに」「少しばかり」「かなり」「いくらか」「だんだん」といった意味があります。

『やや年も暮れ、春立てる霞(かすみ)の空に白河の関こえんと』松尾芭蕉「おくのほそ道」

「良」を使う言葉

最後に、「良」を使った面白い言葉を紹介しましょう。

悪貨は良貨を駆逐する:悪いものが良いものを圧倒して市場を占めること

良い花は後(あと)から:優れたものは、時間をかけなければできないこと

「狡兎良狗(こうとりょうく)」役に立つときはさんざん利用され、不要になると見捨てられる

「良弓難張(りょうきゅうなんちょう)」才能ある部下は自尊心が高く扱いにくいが上手に使えば役立つ

4つ目の漢字は「諍い」です!

「諍い」の読み方をご存じでしょうか?

「争」という字に似ていますが「あらそい」と読むのは間違いですよ。

なかなか読みにくい漢字ですが、日常的に耳にする言葉です。

さて、あなたには読むことができますか?

「諍い」の読み方のヒントはこちら

  • ひらがなで書くと「〇〇〇い」の4文字です。
  • 意味は、言い争うこと。
  • 小さな諍いを放置すると、やがて大きな問題に発展する

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「諍い」の読み方!正解は!?

正解は「いさかい」です!

「あらがい」と読むのも正解ですが、ほとんどの場合「いさかい」と読まれるようですね。

意味はヒントでも紹介したように「言い争うこと」です。

例文としては以下のようなものがあります。

  • 彼とはつまらないことで諍いになって以来、会っていない。
  • 夫婦間の小さな諍いは放っておくのが一番だ。
  • 彼女とは相性が悪いらしく諍いが絶えない。

また、暴力が介入した場合には「諍い」とは言いません。

「諍い」とは、あくまでも口喧嘩や口論によるトラブルを指すので注意しましょう。

5つ目の漢字は「旋風」です!

「旋風

これ、何と読むかわかりますか?

 

実は2通りの読み方があるんです!

 

さあ、あなたは何と読みましたか?

 

「旋風」読み方のヒント!

 

「旋風」の読み方1つ目は、音読みの「せんぷう」です。

 

もう一つの読み方も、意味は同じ。

旋風を、より身近な言葉に言い換えてみると…?

 

さて、あなたは正しく読めるでしょうか?

 

「旋風」の読み方、正解は…

気になる正解は…

 

 

 

 

「つむじかぜ

です!

 

「旋風」は、

「渦を巻いてふきあげる風」のこと。

竜巻よりも小規模のものを指します。

 

暖かい日、枯れ葉などが風でぐるぐると回っている様子を見たことはないでしょうか。

砂が巻き上げられて、砂嵐のようになっていることも。

 

旋風は、強い日差しで地表が温められたことで生まれた上昇気流と、

建物などに当たった風とがぶつかり発生する現象です。

 

渦巻き状の風というと「竜巻」もあります。

一見すると「旋風」が成長して「竜巻」になるように感じますが、これは誤解。

 

竜巻は、非常に発達した積乱雲に伴って発生。

積乱雲から出る冷たい風と、暖められた空気がぶつかることで起きます。

台風の時期には特に注意が必要ですよ。

 

 

竜巻のミニサイズと思われがちで、

漢字の読みも間違われがちな「旋風」。

ぜひこれを機に覚えてみてくださいね!

まとめ

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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とにかく本が好きです!