今回は「梟」「霙」「口風琴」です。
見たことはあるのに、なかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読めますか?
目次
1問目はこの漢字から!「梟」
「梟」は何と読むかご存知でしょうか?
「とりき」はもちろん違います。
確かに鳥っぽい漢字の下に木という漢字がくっついていますが…
鳥に関係した字なのでしょうか?
さて、あなたは読むことができますか?
「梟」の読み方のヒントはこちら
- 読み方の文字数は「〇〇〇〇」の4文字
- 鳥の名前です
- 「幸運を運ぶ」といわれています
以上の3つのヒントで考えてみてくださいね。
「梟」の読み方!正解は!?
正解は「ふくろう」です!
「梟(ふくろう)」は、つよい、たけだけしいなどの意味を持ち「梟(つよ)い」「梟(さら)す」と読むこともできます。
「梟(ふくろう)」と読むよりもさらに難しいですね。
ふくろうは「幸運を運ぶ」といわれ、置物として飾ったり、財布の絵柄になっていたりします。
ところで、なぜふくろうは「幸運を運ぶ」いわれるのでしょうか?
日本では「不苦労(ふくろう)」とのごろ合わせで、縁起物とされてきましたが、ギリシャ神話に登場する女神も、お供にふくろうを連れています。
また、古代エジプトの知恵の神様トト神は、ふくろうの姿をしているとか。
縁起物とされているのは日本だけではなく、ふくろうは本当にありがたい鳥なんですね。
運気をアップされたい方は、ぜひふくろうの置物を飾ってみてはいかがでしょうか?
2問目はこの漢字!「霙」
「雨かんむり」がつく漢字は意外に多くてびっくりします。
雷、雹、霧、霞など、その多くは天気に関係した言葉というのも面白いところです。
そして、今回の漢字は「霙」。
「雨かんむり」の下に英語の「英」がついた字ですが、いったい何と読むのでしょうか?
ヒントはやっぱり天気です!
「霙」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇」の3文字です。
ヒント② 寒いときに空から降ってきます。
ヒント③ これが大きくなると雪や「ひょう」になります。
「霙」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「みぞれ」です!
「霙」とは、溶けかかった雪や、雨と雪が混じっている状態のときの天気です。
雪が降る前の状態のため、地表の気温が0度であることが多く、雨から雪、または雪から雨へと変わる途中経過として、「霙」になることが多いようです。
ちなみに、「霙」より大きなものを「霰(あられ)」、霰より大きなものを「雹(ひょう)」と区別しており、その大きさは5mmを境にしています。
どちらかといえば、霰や雹は「氷の塊」であり、「霙」は雪に近い状態のものなので、分類上は「雪」になるそうです。
天気用語って、意外に細かい定義があって面白いですよね!
最後はこの漢字!「口風琴」
「口風琴」って何でしょう?
漢字から推測すると、「口」で「風」を起こす「琴(こと)」なので、「くちぶえ」?
と思った方も多いのではないでしょうか?
でも、残念!
「くちぶえ」は、漢字で「口笛」ですよね。
何と読むのか、さっそく見ていきましょう!
「口風琴」の読み方のヒントは・・・?
「口」も「風」も「琴」も、3文字とも特別難しい漢字ではありませんよね。
そのまま素直に読めば、「くちふうきん」です。
ただし、そうは読みません。
ある楽器の名前なんです。
カタカナで表す楽器も、日本に伝わった際に漢字をあてはめられたものが数多くあります。
例えば、ピアノは「洋琴」。
ヴァイオリンは「提琴」。
トライアングルは「三角鉄」など・・・
オルゴールは、「自鳴琴」と書くように、漢字を見るとどんな楽器なのか特徴がよく分かりますよね。
それでは「口」で「風」を送って鳴らす「琴」とは何でしょう・・・?
「口風琴」の読み方の答えは・・・
正解は、「ハーモニカ」でした!
確かにハーモニカは、口にくわえて吹いたり吸ったりすることで音を出しますよね。
楽器に漢字があてはめられているなんて、連想ゲーム見たいで楽しいですね。
色々な楽器の漢字が気になります!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。