今日の難読漢字は
「繰言」
「穏和」
「不穏」
の3つです。
さて、なんと読むか分かりますか?
目次
まず最初の難読漢字は「繰言」です!
「繰言」と書いて、なんと読むか分かりますか?
繰り返し言うというイメージで合っています!
答えの出ない事を、何度も何度も繰り返し言う人っていますよね。
その人たちに使う言葉です。
さて、「繰言」と書いてなんと読むでしょうか?
「繰言」読み方のヒントは?
「繰言」とは、同じこと、特に泣き言や愚痴や不平不満を何度も何度も繰り返し言う、という意味で、基本的に話の進展はありません。
なので聞かされる方はたまったものではありません。
特に年を取ると、変えようのない過去を何度も何度も繰り返して悔やみます。
「老の繰言お許しあれ」の一言もなく、自分が繰言を言っている事にすら気が付いてないのかも!?
若い人でも自分では何も行動しないのに、消化できない自分の気持ちを無意識で何度も何度も話している人も居ます。
誰かの繰言に捕まった人はストレスが溜まってしまいます……。
「繰言」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇」です。
さて、もうわかりましたか?
「繰言」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「くりごと」
です!
「繰り言」と送り仮名を付けても同じ意味になります。
あまり繰り返し同じことを言っていると、避けられてしまいますよ。
注意しましょう。
次の難読漢字は「穏和」です!
「穏和」と書いて、なんと読むか分かりますか?
(いんわ)と読んでしまった人、(いんきょ)は「隠居」で漢字が違います。
おだやか~な様子の事です。
最大のヒントは、「穏」はあの「不穏な空気」の「穏」です!
さて、「穏和」と書いて、なんと読むでしょうか?
「穏和」読み方のヒントは?
「穏和」の意味は、おだやかで事を荒立てない事、大人しい事です。
若い時代には、穏和な人は人に好かれるけれど、彼氏としての決定打には欠けてしまいます。
若い人にはちょっと物足りない感じがするのでしょう。
しかし、年を取るごとに「イケメン」とか「おしゃれ」とか「よく働く」というインパクトよりも、「穏和な人」が一番だと実感するようになります。
ほとんど答えを言ってしまったような気がしますが、「温和な人」と書いても正解です。
ひらがなにすると「〇〇〇」です。
「穏和」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「おんわ」
です!
温和は気候にも使われますが、穏和は人に対してだけ使います。
ぜひ、覚えておきましょう。
最後の難読漢字は「不穏」です!
「不穏」と書いて、なんと読むか分かりますか?
ちょっとしたキッカケで一気に空気感が変わってしまう、アレの事です。
心当たりはありませんか?
さて、「不穏」と書いてなんと読むでしょうか?
「不穏」読み方のヒントは?
「不穏」とは、穏やかではない、一言で言えば『険悪』な事です。
極めて緊迫した状態の事を「一発触発」(いっしょくそくはつ)といいますが、その前に「不穏な空気」が流れていることと思います。
何気ない一言が、一気に周りを不穏な空気に変えてしまいます。
落ち着くことが無く、そこに居るみんながソワソワとしてしまいます。
細心の注意を払い、何事もなく早くその場から逃げ出したくなるような空気感です。
皆がピリピリとした警戒心を持ち、同時に違和感を持つと思います。
「不穏」は「不穏な動き」や「不穏な事件」など、空気だけでなく色々な使い方ができますよ。
「不穏」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「ふおん」
です!
不穏な空気の中で、ずっと居続けるのは息が詰まりますね。
できれば可能な限り平穏に過ごしたい物です。
ぜひ、覚えておきましょう。