今回のお題は「御法度」「尊い」「傷なう」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「御法度」
新選組をテーマとした、この漢字のタイトルの映画がありますが、読み方をご存じでしょうか?
ちなみに、1文字目の「御」は、言葉を丁寧に言うときのものですので、1文字目がなくても同じ意味になります。
今回は読み方だけでなく、きちんと意味も理解してしまいましょう!
漢字を勉強しない人は「御法度」ですよ!
「御法度」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① ヒヤリとするとき、「〇っとする」と言いますね!
ヒント➁ 1文字目は「ご」と読みます。
ヒント③ 「ご〇〇〇」の4文字です。
「御法度」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ごはっと」です!
「御法度」とは、いわゆる「掟」や「法律」、「決まりごと」などをの意味があります。
日本史でも、江戸時代に出てきた「武家諸法度」や「禁中並公家諸法度」を習った覚えがあると思います。
そんな「決まりごと」を意味する「法度」ですが、現代では「御」をつけて「御法度」と敬った言い方をし、意味もここから転じて「決めごとに反すること」「してはいけないこと」という言葉として定着しました。
「御法度」が読めれば、もう「御法度」とは言わせません!
2問目はこの漢字!「尊い」
あまりにも大切な人や物に対する想いを、人は「尊い」と表現しますね。
読み方は誰もが知っている「とうとい」ですが、実は他にも読み方があるのをご存じでしょうか?
最近では、ネット用語としても定着している「尊い」ですが、「とうとい」以外の読み方で使えると通な感じがして、尊敬されること間違いなしです!
「尊い」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇い」の4文字です。
ヒント② 「とうとい」の訛った感じに発音すると近い??
ヒント③ 最初の文字は「た」です。
「尊い」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「たっとい」です!
「尊い」とは、「ありがたい」や「ある事柄について価値が高い」、「畏れ多い」などの意味がある言葉です。
卒業式の歌の定番といえば「仰げば尊し」ですが、これは「仰ぐほどに尊い」存在の先生やこれまでの生活を振り返る歌となっています。
「尊い」という表現は、ひと昔前なら「仰げば尊し」くらいしか言うことがなかったんですが、近年ではネット用語としてもすっかり定着しました。
アニメ好きの方にとっては、「尊さが臨界点を超える」といった表現をしますが、言葉が時代と共にどんどん変わる様も、また「尊い」ものですね!
最後はこの漢字!「傷なう」
「傷なう」
なんだかSNSでよく見かけているあのフレーズみたいなイメージですね。けれども「きず、なう!」ではありません。
「傷なう」読み方のヒントは?
ヒントは、ものを壊してダメにしてしまったり、人の体や心にダメージを与える時に使います。
類語としては
「破損する」
「痛める」などが挙げられます。
「傷なう」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「そこなう」
です!
一般的に「そこなう」には「損なう」という漢字が使われますが、「傷」を使った「そこなう」という意味の言葉は色々とあります。
「損なう」の「損」と「傷」と合わせると「損傷」になります。まさに「傷」つき「損」なわれるという意味ですよね。
他にも、嘘や根拠のないあれこれを言いふらしてその人の名誉を傷つけそこねる言葉に「中傷」があります。
日常で「傷なう」を使う機会はほとんどないと思いますが、同じ意味を持つ「傷」を使った言葉を探してみるのも面白いですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!