「末期」って何て読むか分かりますか?
(すえき)ではありません。
「末期がん」を意味するときは、(まっきがん)と読みますが、もう一つ読み方があります。
「末期の水」の読み方を知っていますか?
もちろん(まっきのみず)ではありません!
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「末期」の読み方のヒントは?
「期」には「命の終わるとき」「臨終」「死に際」という意味があります。
「末期の水」とは「死に水」ともいいますが「亡くなったときに故人の口に含ませる水」です。
病院でお亡くなりになったときは、葬儀場や自宅など病院からご遺体が運ばれたところで行います。
ちなみに、浄土真宗では「末期の水」は行いません。
浄土真宗の考え方では、亡くなった時点で成仏すると考えるためです。
何と読むか分かりましたか?
「末期」の読み方、正解は……
正解は……
「まつご」
です!
「末期の水」は「故人が旅立ち、あの世へ行くときに乾きや飢えで苦しみませんように」という願いが込められています。
以前は「水を含ませれば、もしかしたら生き返るかもしれない!」という期待を込めて行うところもあったようです。
近年では、水を注いだコップをそばに置いて儀式を簡略化する場合もあります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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