漢字読み講座

【今日の難読漢字】「枢」「風琴」「霧笛」「旋毛」「凜まじい」ってなんて読む?

今日の難解漢字は、

「枢」

「風琴」

「霧笛」

「旋毛」

「凜まじい」

です!

どれもなんとなく読めそうな漢字ばかりですが、

なんと読むか分かりますか?

1つ目の漢字は「枢」です!

よく海外の映画や書籍の中などに出てくる「枢機卿(すうききょう)」。

枢機卿は、「カトリック教会における教皇の最高顧問」を表わす言葉であることからも、とても重要な字であることは何となく伝わってきますね。

 

その最初の文字である「枢」。この1文字だけですが、「すう」以外の3つの読み方、あなたは分かりますか?

」の読み方のヒントはコレ!

ヒント① 3つとも「扉」に関係した言葉です。

ヒント➁ 「く〇〇」、「〇ぼ〇」、「〇〇ら」の3文字です。

 

」の3つの読み方の正解は・・・・?

正解は、「くるる」、「とまら」、「とぼそ」です!

 

この3つの言葉は、いずれも扉の大事な部分を指します。

「くるる」は、蝶番(ちょうつがい)の金具を使っていない、昔ながらの扉のことを指します。「枢戸(くるるど)」とも呼ばれていますね。

 

「とまら」は、その「くるる」における棒の部分を指し、

「とぼそ」は、「とまら」を差し込む穴の部分を指します。

「とまら」と「とぼそ」で、扉が回転する(開閉する)仕組みになります。

 

「枢の枢を枢に差し込む」なんて書いてあったら、もはや暗号です・・・。

2つ目の漢字は「風琴」です!

「風」に「琴」と書く「風琴」。

お琴といえば、お正月によく流れているあの音楽を奏でる楽器や、モンゴルの民族楽器「馬頭琴」なんかが連想されるかと思います。

「琴」の漢字が使われている以上、楽器で間違いないようですが、何と読むのでしょうか?

 

「風琴」の読み方のヒントはコレ!

ヒント① 一般的にはカタカナ表記の楽器です。

ヒント➁ 外観は「ピアノのような」楽器です。

ヒント③ 「オ〇〇〇」の4文字です。

 

「風琴」の読み方の正解は・・・・?

正解は、「オルガン」です!

 

風のお琴でオルガン?と思われた方も多いのではないでしょうか。

オルガンといえばピアノのような外観をしていて、鍵盤を叩いて音が出ているようにも見えますが、オルガンの構造は風が通ることによって音を発生させています。

 

オルガンの起源は非常に古く、紀元前にはその原形となる楽器が登場していたそうです。

現在では、教会や音楽ホールなどで中央に鎮座しているくらい由緒ある楽器の一つでもあります。

このような「パイプオルガン」のほか、日本の雅楽で用いられる「笙(しょう)」やアコーディオンなども、風が通って音がでる楽器なので「風琴」の区分になります。

 

年のせいか、最近耳鳴りがするのも「風琴」ですかね・・・。

3つ目の漢字は「霧笛」です!

「霧」と「笛」。

どちらもイメージがつく漢字ですが、そのままの意味で考えると「霧の中で吹く笛」になってしまいますね。

 

「笛」といえば、リコーダーやオカリナなど、人が吹く楽器のことだと思いますが、どうでしょうか。

 

どんなときに、どんな「笛」を吹くのか、これがヒントです!

 

「霧笛」の読み方のヒントはコレ!

ヒント① これは「船」や「灯台」が吹く「笛」です。

ヒント② 「霧」が濃いときなどに鳴らします。

ヒント③ 「誰にも負けない」「最強」などを意味する読み方でもあります。

 

「霧笛」の読み方の正解は・・・・?

正解は、「むてき」です!

 

「霧笛」とは、船の航行中に濃霧などの視界不良のときに、他の船に自船の位置を知らせるために鳴らす行為のことです。

他にも灯台が鳴らす行為としても知られていますね。

 

山道を運転していると、「警笛ならせ」の道路標識がある場所がありますが、あれと同じですね。

 

車でも船でも、常に安全運転でいきましょう!

4つ目の漢字は「旋毛」です!

「旋毛」の読み方をご存じでしょうか?

「せんもう」とも読めますが、今回はもう一つの読み方を正解とします。

もっと一般的な言葉で読むことができますよ。

さて、あなたにはわかりますか?

「旋毛」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字です
  2. 頭のてっぺんで渦巻いているのは何?
  3. 〇〇〇風が吹く

以上の3つのヒントから、考えてみてくださいね。

「旋毛」の読み方!正解は!?

正解は「つむじ」です!

頭のてっぺんで髪が渦巻いている部分を「つむじ」と呼びますね。

つむじには右巻きと左巻きがあり、ほとんどの人のつむじは1つですが、中にはつむじの無い人や、つむじが2つ以上ある人も見られます。

機嫌を悪くして意地悪を言ったり、いじけたりすることを「つむじを曲げる」などと表現することも。

また、風が地表から渦巻のように立ち上がることを、頭のつむじに例えて「つむじ風」と呼びます。

「つむじ」の類義語には「渦巻(うずまき)」「螺旋(らせん)」「発条(ぜんまい)」などがあり、共通しているのは、ぐるぐると渦を巻いていることです。

5つ目の漢字は「凜まじい」です!

本日の難読漢字クイズは…

「凜まじい」です。

知っている漢字のような気がしませんか?

早速ヒントを読んで考えてみましょう!

「凜まじい」の読み方のヒントは?

1.「凜まじい」をひらがなにすると5文字です。

2.『ソバカスだらけの顔を横目で見て、「凜まじい」気が致しました。』太宰治「風の便り」より引用

3.類義語には、「ものすごい」「驚異的」「烈々たる」などがあります。

正解は…

正解は「すさまじい」でした!

一般的には「凄まじい」と書くことが多いでしょう。激しいイメージの言葉です。

「凜」の音読みは「リン」。

訓読みは「凜まじい(すさまじい)」「凜い(さむい)」です。

「凜」じゃなくて「凛」では?

ここまで読んで、「凜」じゃなくて「凛」では?と思った方は鋭い!

ややこしいですが、下の部分が「禾」か「示」の違いですね。

本来は「禾」を使う「凜」が元の漢字。

「示」を使う「凛」はあとから出来た漢字です。

「凜」を使った熟語

「凜然(りんぜん)」:りりしいさま、極めて寒いこと

「義気凜然(ぎきりんぜん)」:男気に富んで、勇ましい様子

「寒気凜冽(かんきりんれつ)」:大変寒いこと

「勇気凜々(ゆうきりんりん)」:失敗や危険を恐れず、気力に溢れて勇ましい様子

まとめ

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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flower
とにかく本が好きです!

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