今回の難読漢字は「特け」「音呼」「肉汁」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
目次
1問目はこの漢字から!「特け」
「特け」
「特別(とくべつ)」「特に(とくに)」などでよく使われるため「とくけ」と読んでしまいそうになるかもしれませんが違います。
実はよく聞く言葉なのですが、なんと読むかわかりますか?
「特け」読み方のヒントは?
ヒントは、「特に」と似た意味でビジネスシーンやフォーマルな場面で使われる4文字の言葉です。
類語は
「ひときわ」
「格段に」
などが挙げられます。
「特け」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「とりわけ」
です!
「今年の夏は暑いけれど、特け昨日は暑くて大変だった」
このように、いくつかの中から一つを選んだり強調したりする時に使われます。
「特に」と同じ意味を持っているためほとんどの場合は置き換えて使えますが、実は使う場面によって置き換えができないこともあります。
先ほどの例文の「特け昨日は暑い」のように自分の意志では変えられないことは「特け」を使います。
一方、自分の気持ちや意思が入っている場合は「特に」を使います。
「みんなにもあげるけど、特にあなたには多くあげるね」
この例文のように意思を表す場合には「特け」と置き換えることはできません。
これからは「特に」と「特け」、シーンによってうまく使い分けたいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
2問目はこの漢字!「音呼」
どちらも簡単な漢字の「音」と「呼ぶ」。
シンプルな漢字が2文字くっつくパターンの難読漢字はいくつもありますが、この「音呼」もその1つでしょう。
頓智をきかせて「音で呼ぶ」ことから「インターホン」?などと予想してしまいますが、残念ながら違います。
これは音読みすると正解に近づくかもしれませんよ?
「音呼」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 通常はカタカナで表記します。
ヒント➁ 「〇〇〇」3文字の鳥です。
ヒント③ ペットとしても定番です。
「音呼」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「インコ」です!
「インコ」と言えば、ペットとして世界各地で広く飼われている、色とりどりの綺麗な鳥です。
世界単位で見ると、オウムよりも広く分布していて、海を隔てたアフリカやオーストラリアといった島国まで生息している鳥になります。
「音呼」を飼っている人は分かると思いますが、食べるものは基本的に種が中心ですが、種類によっては鳥らしく昆虫を食べるものもいます。
また、「音呼」は九官鳥と同様、教えれば人間の言葉や音声を真似て発生できる、とても賢い鳥って知っていましたか!?
最後はこの漢字!「肉汁」
「肉汁」と聞けば、みんな大好きハンバーグ!
牛肉と豚肉が織りなす最高の肉料理といっても過言ではないハンバーグ、出来立ての熱々のハンバーグにナイフを入れれば、溢れんばかりの「肉汁」と鼻腔をくすぐる幸せの香り。
口に含めば肉本来の甘みが広がる・・・、と想像しただけでお腹が鳴ってしまいますが、今回はそんな「肉汁」の読み方が問題です。
え?これって「にくじる」でしょ!?
と思ったあなたは若者として認定しましょう!
「にくじる」の読み方も間違いではありませんが、今回は他の読み方にチャレンジしましょう!
「肉汁」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇〇〇」の5文字です。
ヒント➁ 「汁」は「じる」とは読みません。
ヒント③ 「一汁三菜」が読めれば簡単!
「肉汁」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「にくじゅう」です!
四文字熟語の「一汁三菜」も「いちじゅうさんさい」と読みますが、「肉汁」は「にくじゅう」と読むのが本来は正しい読み方。
近年、簡単に「にくじる」と読むことも普及したことから、アナウンサー業界でも正式に認められた読み方となりましたが、本来の読み方を知ることも大切です。
・高級フィレステーキの「肉汁」が口に広がる。
・スーパーで買った格安のバラ肉でも「肉汁」が出る。
どちらの読み方をしても同じ意味になりますが、前者は「にくじゅう」、後者は「にくじる」がイメージに合うと思うのは私だけ!??