今日の難読漢字は
「腑」
「馬手」
「身柱元」
以上、3問です!
さあ、挑戦してみてください。
目次
1つ目は「腑」
「腑」って何て読むか分かりますか?
「腑に落ちる」「腑に落ちない」というときにも使います。
「腑」って何だと思いますか?
「心」という答えが出てきそうですが、では「心」とは何でしょう?
「心臓」ですか?
一体、昔の人は何だと考えたのでしょうか?
答えが分かれば、簡単です!
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「腑」の読み方のヒントは?
体に関係する漢字には「月」が使われます。
「月」は「肉」が変化して「月」になったものです。
(にくづき)と言います。
「腑」の「月」も(にくづき)です。
(にくづき)を使う漢字は「肝臓」「肺」「腸」などがあります。
ちなみに「服」(ふく)「朧」(おぼろ)などの「月」や「時間」に関係する漢字や「体に関係のないもの」を表す漢字に使う「月」は(つきへん)と呼ばれ、違う部首です。
何と読むか分かりましたか?
「腑」の読み方、正解は……
正解は……
「はらわた」
です!
昔の人は「腑」に心が詰まっていると考えていたようですね!
「はらわたが煮えくり返る」
「はらわたが腐ったような人物」
など、気持ちを表したり、性根を表現したりする言葉もたくさんあります。
「心」「気持ち」が体の中に詰まっていて、その人を表すということですよね!
2つ目は「馬手」
「馬手」って何て読むか分かりますか?
(ばしゅ)と読む場合は「馬の世話をする人」や「厩舎に所属して馬の飼育をする人」という意味で使います。
(うまて)と読むときは「愛知県名古屋市中川区馬手町」という地名です。
(まて)も地名で「佐賀県神崎郡吉野ヶ里町乙ノ馬手」という住所があります。
今回は(ばしゅ)(うまて)(まて)以外の読み方を考えてみてください!
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「馬手」の読み方のヒントは?
意味は「右手」です。
由来は「馬の手綱を持つ手」を表しています。
反対語は「弓手」(ゆんで)です。
由来は「弓を持つ方の手」から「左手」を意味します。
現代では右手といえば「箸を持つ手」ですよね!
何と読むか分かりましたか?
「馬手」の読み方、正解は……
正解は……
「めて」
です!
「手綱を握る」という言葉には「主導権を握る」という意味もあります。
家庭では夫と妻のどちらが手綱を握っていますか?
円満な家庭生活を送るためには手綱を握る方がいいのか、握られる方がいいのか……
仲睦まじい夫婦はバランスよく手綱を使っているのではないでしょうか?
各家庭でうまくいく方法を選択してくださいね!
3つ目は「身柱元」
「身柱元」って何て読むか分かりますか?
(みばしらもと)ではありません。
(しんちゅうげん)でもありません。
ひらがな5文字です。
”〇〇〇〇〇”
体のある一部を表しています。
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「身柱元」の読み方のヒントは?
首筋や襟首のあたりのことです。
うつむいたとき、首の付け根から骨が出てきますよね。
その骨から3つ下の骨のすぐ下の部分です。
「身柱」(しんちゅう)と呼ばれるツボのあたりを表しています。
何と読むか分かりましたか?
「身柱元」の読み方、正解は……
正解は……
「ちりけもと」
です!
半纏やハッピの襟のあたりに、マークがあるのを見たことありませんか?
このマークあたりが「身柱元」と呼ばれる部分です。
「身柱」(しんちゅう)というツボはストレス発散や精神的な緊張を緩和する効果があり、優しくさすったり、トントンと押すと効果があります。
「子どもが虚弱体質で……」と悩んでいる場合も身柱を押してあげましょう。
東洋医学では、邪気を払い、体を強くするツボだと言われています。
新陳代謝をコントロールする効果もあり、汗を抑える効果もあります。
暑い夏、汗に悩んでいるときは、一度触ってみませんか?
最後までお読みいただきありがとうございました。