本日の難読漢字クイズは「頑魯」!
あなたは何と読みますか?
日本の宗教学を勉強した人は知っているかも…
「頑魯」の読み方のヒントは?
1.「頑魯」をひらがなにすると3文字になります。
2.誰でも多かれ少なかれ、「頑魯」な一面があるでしょう。
3.ポジティブな意味で使われるケースはありません。
正解は…
正解は「がんろ」でした!
意味は、頑固でものの道理をわきまえないこと、頑なで愚かな様子をいいます。
同じ意味の言葉に「頑愚(がんぐ)」があります。
「頑」は素直でなく、心がねじけて間違った考えに固執しているさま。頑固の「頑」ですね!
「魯」は愚かな様子や反応が鈍いことをあらわします。
ちなみに、昔の日本ではロシアを「魯西亜」と当て字で書いていました。
しかし「魯」のイメージが良くないとロシアからクレームを受け、最初の当て字を変えて「露西亜」に直したといわれています。
若いうちは無知で愚かな「魯」、年を取って頑なな「頑魯」に、そうならないよう気を付けましょう。
浄土教の祖として知られる源信僧都(げんしんそうず)は法然や親鸞に影響を与えた偉大な僧でしたが、「予が如き頑魯の者」という自戒の言葉を後世に残しています。※「往生要集」より