今日の難読漢字は
「邪道」
「足袋」
「愛憎」
の3つです。
さて、なんと読むか分かりますか?
目次
まず最初の難読漢字は「邪道」です!
「邪道」と書いて、なんと読むか分かりますか?
今回の漢字はちょっと簡単かもしれませんが、改めて「邪道」の意味も含めておさらいするつもりで答えてみてください。
さて、「邪道」と書いてなんと読むでしょうか?
「邪道」読み方のヒントは?
「邪道」の意味は、仏教用語で、仏道に外れた不正な教えのこと。という意味です。
基本的には悪いイメージの使われ方をしており、
「お金さえ儲かったら、やり方は何でもいいというのは邪道だ」
などと本筋から外れた、正当ではない方法で目的を果たすという意味合いで使われています。
料理の冒険をしようと、基本に逆らった調味料を付け加えたり、ちょっと自分流にアレンジするのも邪道なのですが、意外にも美味しいものが出来上がったりします。そういう食べ方を「邪道食い」といいます。
邪道はそんなに悪いものではないのかも……とついつい甘い誘惑に誘われてしまいますが、正当な方法で行わないと、当然失敗も多くなってしまいます。
それでも正論だけを押し付けてられていると息が詰まってしまいますから、たまには邪道な事もしたくなってしまうのが人間です。人に迷惑をかけない範囲の邪道は息抜きでもありますね。
ちなみに「外道」は道理に背いた考えを持つ者という意味です。こちらは本当に悪いという意味ですね。
ついでに「蛇の道は蛇」は、同類の者のすることは、同じ仲間なら容易に推測ができるという意味です。
「邪道」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇」です。
さて、もうわかりましたか?
「邪道」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「じゃどう」
です!
全てが正当ではければいけない生活は、疲れてしまいます。
たまに冒険して邪道な道を行くのもおすすめですよ。
ぜひ、覚えておきましょう。
次の難読漢字は「足袋」です!
「足袋」と書いて、なんと読むか分かりますか?
足の袋という漢字から、すぐに答えが分かった人も多いのではないでしょうか?
そう、アレの事です!
さて、「足袋」と書いて、なんと読むでしょうか?
「足袋」読み方のヒントは?
今でいう所の、靴下の事で正解です!
着物を着る時の靴下の事です。
普通の靴下と違う事は、伸びない事、それに足の先がふたつに分かれていることです。
草履を履くことが前提で作られているので、足袋の足先も分かれています。
最近はこの足先が分かれているのが健康にいいとか、足が蒸れないとか、足裏に力が入るので腰にも優しいとかいわれて流行っているようで、靴下タイプだけでなく、足袋シューズといった靴にもなっています。
確かに5本指の靴下が流行った時に、なかなか快適であったことを考えると履き心地もいいのかも。
ひらがなにすると「〇〇」です。
もうわかりましたか?
「足袋」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「たび」
です!
ちなみに足袋の留め具は「こはぜ」といいます。
このこはぜで足袋がしっかりと留まるなんて、感心しますね!
最後の難読漢字は「愛憎」です!
「愛憎」と書いて、なんと読むか分かりますか?
漢字のイメージ通り「愛」と「憎」が一緒になった感情、味わったことがありませんか?
好きすぎると、その分だけ憎む気持ちも強くなり、愛と憎む気持ちが同居している、
正反対の感情が一緒になってなんとも複雑な気持ちです。
「愛憎の念が入り混じる」とか言いますね。
相手を思う気持ちということで間違いないでしょう。
それだけ感情を動かせる相手なのですから、感情のふり幅も多くて当たり前です。
どうでもいいような人には抱かない感情です。
さて、「愛憎」と書いて、なんと読むでしょうか?
「愛憎」読み方のヒントは?
先ほどもいいましたが、感情のふり幅が大きければ大きいほど真逆の感情も抱くわけです。
同じような言葉で「可愛さ余って憎さ100倍」、愛憎をもっとよく表せている「愛憎は紙一重」なんて言葉もありますね。
可愛く見えるのは、その人その人の感情なので、見た目がキュートとかの問題ではありません。まさしく「愛」という感情の問題です。
「愛憎」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇」です。
さて、もうわかりましたか?
「愛憎」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「あいぞう」
です!
ちなみに同じ読み方をする漢字で、本や漫画のコレクション向けの豪華な物を「愛蔵版」といいます。
こちらはまさしく「愛」だけが詰まっていますね。
全部読めましたでしょうか?
最後までお読みいただき、ありがとうございます。