今日の難読漢字は
「偏狭」
「肝腎」
「痩地」
の3つです。
さて、なんと読むか分かりますか?
目次
まず最初の難読漢字は「偏狭」です!
「偏狭」と書いて、なんと読むか分かりますか?
偏屈な、狭い、というイメージで合っています。
でも偏屈(へんくつ)というよりは、小さい、狭い、窮屈な・・・という意味合いです。
さて、「偏狭」と書いてなんと読むでしょうか?
「偏狭」読み方のヒントは?
「偏狭」とは、自分だけの狭い考えにとらわれること。度量の小さいことを言います。
「偏狭な性格」というのは、いわゆる頭の固い人や融通の利かない人、心の狭い人、せこい人など。
「これしかない」と思い込んでいて、他の意見を聞き入れないような人もそうですね。
マイルールの強い人は何かと面倒くさいです。
男性なら「頑固おやじ」「偏屈おやじ」ですが、女性なら「偏狭な人」でしょう。
差別や偏見が激しいのも偏狭ですね。
また、土地などがせまいことも「偏狭」といいます。
土地がせまいの定義はないものの、家も建てられず駐車場にも向いてない狭いような土地の事を偏狭な土地といいます。
「偏狭」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇〇」です。
さて、もうわかりましたか?
「偏狭」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「へんきょう」
です!
ぜひ、覚えておきましょう。
次の難読漢字は「肝腎」です!
「肝腎」と書いて、なんと読むか分かりますか?
臓器の事ではありません。もちろん肝臓(かんぞう)の事ではありません。
そして肝心と書いても正解です!
どちらも同じ意味になります。
さて、「肝腎」と書いてなんと読むでしょうか?
「肝腎」読み方のヒントは?
「肝腎」とは、もっとも大事な事、重要な事、大切な事の事です。
人間にとって、肝臓と心臓や腎臓はもっとも重要であることから「肝腎」と言われるようになりました。
その時々によって使われ方は違うものの、「努力が肝腎」「休息が肝腎」「肝腎の人が欠席」「肝腎の財布を忘れる」などなど、よく使う言葉だと思います。
肝腎な部分さえ押さえておけば、後はまあまあどうにでもなるようなことが多いです。
「肝腎」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇」です。
さて、もうわかりましたか?
「肝腎」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「かんじん」
です!
「いつも居る癖に、肝腎な時にいないんだから~!」なんて使った事ありませんか?
ぜひ、覚えておきましょう。
最後の難読漢字は「痩地」です!
「瘦地」と書いて、なんと読むか分かりますか?
漢字のイメージ通り、痩せた土地の事、瘦せ地の事をいいますが(やせち)ではありません。
作物や草木の育ちにくい土地ですが、家を建てたり駐車場にするには問題はなさそうです。
昔は農作物が育つかどうかが、とても重要だったのでしょう。
さて、「痩地」と書いて、なんと読むでしょうか?
「痩地」読み方のヒントは?
「痩地」とは、地味(ちみ)がなく、作物などの生産力がない土地の事です。
反対に地味が良く肥えており、作物が良く育つ土地の事を沃土(よくど)と言います。
家を建てるのに関係がないとはいえ、土地を買う時に「痩地」と言われるとちょっと引っかかるものがありますね。
庭でガーデニングなどをするなら、栄養を沢山入れてやる必要があるかもしれません。
「痩地」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇」です。
「痩」は「痩身」とも使われる漢字です。
さて、もうわかりましたか?
「痩地」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「そうち」
です!
また(やせち)(やせぢ)と読んでも正解です。
ぜひ、覚えておきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。