漢字読み講座

【今日の難読漢字】「燦らか」「倖う」「晦ます」です!これがサッと読めればカッコいい!

今日の難読漢字は

「燦らか」

「倖う」

「晦ます」

の3つです。

 

さて、なんと読むか分かりますか?

まず最初の難読漢字は「燦らか」です!

燦らか」と書いて、なんと読むか分かりますか?

(ほがらか)ではありません。鮮やかで美しいという意味です!

ちなみに「燦めく」と書くと(きらめく)と読みます。

「燦めく」になると、鮮やかで美しい上に光り輝くという意味合いになります。

「燦らか」も、一度くらいは口に出して使った事があるんじゃないでしょうか?

さて、「燦らか」と書いてなんと読むでしょうか?

「燦らか」読み方のヒントは?

「燦らか」は、はっきりとした明るい様子を含んだ鮮やかで美しいもの、という事です。

キラキラと光り輝くものを見た時などに使います。

 

「燦」の漢字が難しいので「燦」の使い方も少しご説明します。

「夜空に星が燦(きら)めく」

と使ったり、

「燦」の漢字をふたつ繋げて「燦燦」(さんさん)ともいいます。

「太陽が燦燦(さんさん)と降り注ぐ」

のように使います。

イメージできましたか?

 

もうひとつヒントをいうと「燦らか」を耳で聞いた時は、一瞬違う漢字をイメージしてしまうかもしれません。

「燦らか」読み方のもうひとつのヒントは?

ひらがなにすると「〇〇らか」です!

さて、もうわかりましたか?

耳で聞いた時には「明らか」をイメージするかも。

「燦らか」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

 

「あきらか」

です!

 

「あきらかに美しい」は「燦らかに美しい」と書きます。

深く考えずに「明らかに美しい」ってイメージしちゃいますよね。

ぜひ、覚えておきましょう。

次の難読漢字は「倖う」です!

倖う」と書いて、なんと読むか分かりますか?

思わず(こうう)と読んでしまいそうですが、もちろん間違いです!

「倖い」と書けば(さいわい)で、思いがけないしあわせという意味です。

幸せだけならストレートに幸せという意味ですが、

人偏に幸せと書いて「倖い」になると、難を危うくのがれての幸運という意味に変わります。

もちろん(さいわい)とは違う読み方で、「倖う」と書いてなんと読むでしょうか?

「倖う」読み方のヒントは?

「倖う」は、人が入ることにより、思いがけない幸せがあるという意味があります。

その思いがけない幸せを貰いたくて、お世辞を言って人の気に入るように振舞ったり、媚びを売ったり、ごまをすったりという意味合いで使われることが多いです。

「上司が黒いものを白といったら白という!」

なんて「倖う」ことの典型ですね。

「倖う」読み方のもうひとつのヒントは?

ひらがなにすると「〇〇〇う」です!

さて、もうわかりましたか?

「倖う」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

 

「へつらう」

です!

 

また、「倖う」には幸運を願って待つという意味合いもあります。

ぜひ、覚えておきましょう。

最後の難読漢字は「晦ます」です!

晦ます」と書いて、なんと読むか分かりますか?

「日」に毎日の「毎」と書いて「晦」です。

よく使われているのは「晦日」と書いて(みそか)。

月末の事で月が隠れる様子から付けられたのだそう。

他にも「大晦日」(おおみそか)なんていいますよね。

さて、「晦ます」と書いてなんと読むでしょうか?

「晦ます」読み方のヒントは?

「晦ます」とは、見つからないように身を隠すこと、人目を盗む、ごまかすことを言います。

姿を晦ます

行方を晦ます

なんて使いますね。

嫌いな人を避けているだけなのに、避けている人がわざわざ「あいつは行方を晦ましやがった」なんて言うのはあるあるです。

最近だとLINEの返事しないだけで「行方を晦ませた」なんて言われますね。

スルーが何度も続けば、勝手に気が付いて欲しいと思うのは小心者なのでしょうか?

「晦ます」読み方のもうひとつのヒントは?

ひらがなにすると「〇〇〇す」です!

さて、もうわかりましたか?

「晦ます」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

 

「くらます」

です!

 

「人の目を晦ます」とも使いますね!

ぜひ、覚えておきましょう。

まとめ

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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とにかく本が好きです!