今日の難解漢字は、
「竜髭菜」
「算盤」
「通草」
「殊更」
「金鍔」
です!
どれもなんとなく読めそうな漢字ばかりですが、
なんと読むか分かりますか?
目次
1つ目の漢字は「竜髭菜」です!
「竜の髭」というからには、さぞかしすごいものを想像してしまいますよね。
最後に「菜」が付くからには、何かの野菜か花の名前だろうと思いますが、竜の髭の形をしたものって何が浮かびますか?
「竜髭菜」、あなたは読めますか?
「竜髭菜」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 読み方はカタカナの方が一般的です。
ヒント➁ 「ア〇〇〇〇〇」の6文字です。
ヒント③ つくしの形に似た野菜です。
「竜髭菜」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「アスパラガス」です!
スーパーで売られているアスパラガスは、すでに茎が取られており、どちらかというと「つくし」に似た形をしていますが、自然のアスパラガスは葉のように見える細かく分枝した茎がたくさんあります。
この細かい茎は、葉のようにも見えますが、葉の部分は鱗片状に退化しており、その姿形も相まって「竜の髭」と称されたものと言われています。
また、アスパラガスには白いホワイトアスパラガスというものがありますが、この白いものと通常の緑色のものとの違いは、生育過程で太陽の光をあてたかどうかの違いによります。
江戸時代にオランダから観賞用として入ってきたアスパラガス、食用として導入されたのは明治頃です。しかも、その当時はホワイトアスパラガスが主流だったとか。
現在では、パスタやチャーハンなど、白でも緑でもどちらも使われるほか、ミニアスパラガスなんていうのも登場しているくらい、「竜の髭」も親しまれるようになりました。
2つ目の漢字は「算盤」です!
算数の「算」と「盤」から成る「算盤」。
実はこれ、昔の日本では日常的に使う「道具」として親しまれてきたものですが、何か分かりますか?
「算盤」が読めてしまうと、年齢がばれてしまいそうなので、あえて分からないフリもありかもしれませんwww
現代を生きる若者の皆さんは、ぜひヒントを参考に考えてみてくださいね!
「算盤」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇〇」の4文字です。
ヒント② 昔は小学校で日常的に習いました。
ヒント③ 今は「電卓」ですね。
「算盤」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「そろばん」です!
「算盤」といえば、計算を素早く間違えずにするための商業道具で、昔は小学校で毎日のように授業で使用したものです。
あ・・・、そういう風におじいちゃんが言ってました。
近年は電卓が開発されたので、その存在意義が失われつつありますが、「算盤」が出来るようになると、頭の中で「算盤」の玉をイメージすることができ、計算や暗算が正確かつ素早くできるという利点があります。
そのため、今でも「算盤塾」や「算盤大会」があるくらいで、使いこなせると算数や数学が得意になるのでおススメですよ!
3つ目の漢字は「通草」です!
「〇〇草」といえば、RPGゲームでは回復や毒消しでもお馴染みのアイテム。
今回は「通草」なので、ゲームの世界だと「敵に合わずに通過できるようになる草」といったところでしょうかwww
そのまま読めば、「とおりぐさ」や「かよいぐさ」なんて読めそうですが、残念ながらこれは違います。
「つうそう」は生薬の名前として正解ですが、もっと誰もが知る名称です!
あ、でもゲームの世界では「とおりぐさ」や「かよいぐさ」という名前の草があるかもしれませんので悪しからず・・・。
「通草」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇」の3文字です。
ヒント➁ 他には「木通」とも書きます。
ヒント③ 最初の文字は「あ」です。
「通草」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「あけび」です!
「通草」とは、アケビ科の山などに自生している、茎がツル状になる植物の総称です。
特徴的なのは楕円形の果実が生ることで、熟すと縦に割れて白くて甘い果肉となります。
また、そのときに「黒い種子を覗かせる」様子から、「開け実」⇒「アケビ」となったそうですよ!
4つ目の漢字は「殊更」です!
「殊更」
見たことがあるけれど、
読めないし意味もわからない!
という方が実は多いこの漢字。
あなたは読めるでしょうか?
「殊更」読み方のヒント!
「殊更」は、日常でもよく使われる言葉です。
一般的にはひらがなで書かれることが多い言葉でもあります。
読み方を迷わせる要素が「殊」。
「特殊」で使われているので「しゅさら」と読み間違える方が多いです!
ここでの「殊」は、訓読みですよ〜
さて、あなたは読めますか?
「殊更」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「ことさら」
です!
「殊更」は
「わざとすること」や「とりわけ」「格別」という意味の言葉です。
「新入社員に向かって殊更にビジネス用語を使う上司」
という例文だと「わざと」という意味で使用しています。
「今年の夏は殊更暑い」
という例文だと「とりわけ」という意味で使用しています。
これは名詞として使っているか、副詞として使っているかによって変わるのですが、
話の文脈で意味を判断する方が簡単だと思います。
読めたけど意味が二通りあるなんて知らなかった!
という方もいるのではないでしょうか。
知ってしまえば読み方も意味も簡単な「殊更」。
これを機に、ぜひ読み方や意味をマスターしてくださいね!
5つ目の漢字は「金鍔」です!
「金鍔」って何て読むか分かりますか?
(きんがく)ではありません。
(かねがく)でもありません。
「顎」「鰐」「愕」「諤」と「咢」のつく漢字は(がく)と読むことが多いですので、「鍔」を(がく)と読んでしまいそうですが、違います。
和菓子の名前です。
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「金鍔」の読み方のヒントは?
あんを平たくして四角形にしたものに、水で溶いた小麦粉の衣をつけて、鉄板などで上下両面と側面を焼いた焼き菓子です。
あずきのつぶあんを使うのが一般的ですが、あずきのこしあん・白あん・うぐいすあん・さつまいもやかぼちゃを使ったあんを使ってつくることもあります。
何と読むか分かりましたか?
「金鍔」の読み方、正解は……
正解は……
「きんつば」
です!
きんつばは、一年中楽しめる和菓子です。
- 春:あずきあんに桜の塩漬けをアクセントにした「桜きんつば」
- 初夏:さっぱりとした口当たりの「甘夏きんつば」
- 真夏:枝豆たっぷりの「ずんだきんつば」
- 冬:甘い安納芋をふんだんに使った「芋きんつば」
想像するだけでおいしそうですね!
他にも、生チョコ金鍔や、黒豆きんつば、ロイヤルミルクティーきんつばなど、沢山の種類が販売されています。
ブラックコーヒーとの相性も抜群ですので、ぜひ一度味わってみてはいかがでしょうか。
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!