漢字読み講座

【今日の難読漢字】「楪」「靠れる」「房房」全部読めたら漢字マスター!「房房」を「ぼうぼう」と読んだあなたは…

今日の難読漢字は

「楪」

「靠れる」

「房房」

です!

 

あなたは正しく読めますか?

 

最初の難読漢字は「楪」!

「楪」は、見た目どおり植物の名前です。

 

漢字の印象として「ちょう」や「よう」と読んでしまいそうですが、

実はどちらも正解です!

 

しかし今回読みたいのは訓読み。

ヒントは4文字で「ゆ〇〇は」!

 

さて、あなたは何と読みましたか?

 

「楪」の読み方、正解は…

 

気になる正解は…

 

 

 

 

「ゆずりは

です!

 

「楪」は、

「ユズリハ科の常緑高木」という意味の言葉です!

 

お庭などにも植えられる植物で、初夏には黄緑色の小花をつけます。

 

ちょっと変わった性質があることで、縁起物としても知られています。

 

普通植物は、ついている葉が落ちてから新しい葉をつけますよね。

ところが楪は、新しい葉が出てから古い葉が落ちるのです。

この不思議な性質から「新旧相ゆずる」という縁起を担いで、

新年の祝い飾りなどに使われます。

 

「ゆずりは(葉)」という名前の由来にもなっているので、

その特性が独特なことがわかりますね!

 

年末年始に向けて見る機会が多くなる「楪」。

これを機にスマートに読めるようになりましょう!

 

次の難読漢字は「靠れる」!

「靠れる」は、「こんな漢字あるの!?」という見た目ですよね(笑)

何だか罪の告白でもしそうな雰囲気……

 

ところが読み方はとっても馴染みのある言葉!

もちろん罪の告白はしません!

 

ヒントは「イスに靠れる」「壁に靠れる」なんて使いますよ。

 

さて、あなたは何と読みましたか?

 

「靠れる」の読み方、正解は…

 

気になる正解は…

 

 

 

 

「もたれる

です!

 

「靠れる」は、

「他のものに寄りかかる状態」という意味の言葉です!

 

「イスにもたれる」や「壁にもたれる」なんて、誰しもやっている行為ですよね。

 

またこの他にも「食べたものが消化されず、胃に負担がかかる」ことにも使われます。

そう!あの「胃もたれ」の「もたれ」は「靠れる」なのです!

 

この「靠」という漢字自体に「よりかかる」という意味があるため、

訓読みも「よりかかる」という意味の「もたれる」になったのだと推測できます。

 

ちなみに「もたれる」は「凭れる」と書かれる場合もあります。

こちらもあわせて覚えておきましょう!

 

普段の何気ない動作にも、こんな漢字があるなんて発見ですよね!

これを機にスマートに読めるようになりましょう!

 

最後の難読漢字は「房房」!

 

「房房」は、人によってはすぐに読めてしまうかも?

というのも、特殊な読み方をするわけではないのです。

 

ちなみに「厨房」などで使われるため「ぼうぼう」と読んでしまうかも?

こちらは間違いなのですが……なんだか意味は似ているのが不思議です(笑)

 

さて、あなたは何と読みましたか?

 

「房房」の読み方、正解は…

 

気になる正解は…

 

 

 

 

「ふさふさ

です!

 

「房房」は、

「たくさん集まって垂れ下がっている」という意味の言葉です!

 

「房房とした髪」などの例文で使われる言葉。

一般的には「フサフサ」とカタカナで書かれることが多いですよね!

 

「房」の漢字自体に「ふさ」という読み方があり、

ぶどうを数える時の単位として使われます。

 

「房」には「糸を束ねて、先端を散らし垂らしたもの」や

「花や実が群がって垂れている」という意味があるんです。

 

「房房」は2つ重ねることで意味が強調されているのがわかりますね。

 

何気なく使う言葉にも、意外な漢字がついているかも?

これを機にスマートに読めるようになりましょう!

 

 

どの漢字も、覚えておけばスマートに使いこなせます。

ぜひ正しい読み方を覚えてくださいね!

 

ABOUT ME
toi
コーヒーと文房具とディズニーをこよなく愛するライター。 漢字検定2級を取得しています!