今日の難読漢字は
「谺」
「颱」
「一」
の3つです。早速いってみましょう!
まず最初は「谺」
ヒントは全体で3文字、「〇〇〇」となります。 ある現象の名前で、この名前がつけられた乗り物もありますね。 最初の一文字目は「こ」です。 ズバリ、「山や谷で声や音が反響して聞こえてくるもの」のことです。 聞こえてくるのは・・・なんでしょうか? これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか。
「谺」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「こだま」
です!
こだまは山や谷で声や音が反響して聞こえてくるものです。 木の精霊が応えていると昔の人は考えたことから、木霊とも書きますね。 日常では東海道新幹線のなかでも各駅に停車する「こだま」が最も身近ではないでしょうか。 山でヤッホーというと返ってくるのはやまびこですが、これもこだまの一種となります。 谷が深く広い状況も指し、おそらく谷が牙で大きく削られた様からこの谺という 難しい漢字が生まれたのではないか、と考えられます。 ちょっと正確なことは見つけられなかったのですが、こうやって漢字の成り立ちを 想像するのも楽しいですよね。
2つ目は「颱」
ヒントは全体で4文字、「〇〇〇〇」となります。 ある気象現象の名前で、季節になるとたびたび日本にやってきます。 最初の一文字目は「た」です。 よく見ると風と台という漢字が組み合わされてできていますね。 風と台・・・といえば? これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?
「颱」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「たいふう」
です!
漢字の風と台を組み合わせて台風と読む漢字になるとは、そのまんまですね。 台(たい)と風(ふう)でどちらも音読みですが、颱(たいふう)は訓読みなのだとか。 面白いですね。 台風の季節は7月~10月頃の、夏から秋にかけてと言われています。 これまでも大型台風による災害が多く見られましたが、最近では天気予報の精度も 年々向上しており、規模や進路の予測のおかげで、昔よりも事前準備がしっかり できるようになったのではないでしょうか。 これからも正確な情報としっかりした準備で、台風に備えるようにしたいものですね。
最後の難読漢字は「一」
ヒントは全体で4文字、「〇〇〇〇」となります。 地名や名字などにある読み方となります。 最初の一文字目は「に」です。 一と書いて「に」と読み始める・・・?と困惑されるかもしれませんが、 この「に」は2の意味で使われています。 これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?
「一」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「にのまえ」
です!
「一」と書いて「にのまえ」という読み方は、地名や名字などたびたび使われています。 2の前にあるから、というそのままの意味なのですが、なぜかその後の「さんのまえ」や 「しのまえ」などはないそうです。1だけが特別なんですね。 ただしこの名字の「にのまえ」さんですが、 創作物などでは登場するものの、”名字王”森岡浩さんのブログ記事によると、 現在は本名でこの「にのまえ」という名字の方がいらっしゃるか、 確認ができていないそうです。 もし現在は既にいらっしゃらない名字だとすると、かなり寂しいお話ですね。。 その代わりに「かず」「はじめ」「いち」という読み方の名字は確認できている とのことです。