今回の難読漢字は「滴る」「躓く」「螻蛄」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
目次
1問目はこの漢字から!「滴る」
漢字クイズのお時間です。
「滴る」という漢字、読むことができますか?
「滴」という漢字は「水滴」「点滴」などで使われますが、「てきる」ではありません。
この漢字の読みの難易度はそれほど高くないですが、覚えておいて損はないので出題させていただきました。
いかがでしょうか?
「滴る」の読み方のヒントは?
この単語の意味は「液体のものがしずくになって落下する」というものです。
雨の日、傘の先から水が滴ったり、大けがを負って血が滴ったり…。
そんなシーンで使います。
もう分かってしまったでしょうか?
正解は…
正解は…
したたる
でした!
できれば血が滴るような状況にはなりたくありませんね。
漢字を覚えることでそんなリスクを回避できるかは怪しいですが、覚えておいて損はない読みであることには間違いありません。
ぜひたくさん漢字の知識を身に着け、「水も滴る」漢字博士を目指してみてください!
ここまでお読みいただきありがとうございました!
2問目はこの漢字!「躓く」
「足へん」に「質」と書く「躓く」。
送り仮名が「く」なので「ひざまずく」と読めそうですが、残念ながらそれは「跪く」と書きます。
では、「足の質」と書いて何と読むのでしょうか。
足の質が良いのか悪いのか、そこが問題になりそうです!
「躓く」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇〇」の4文字です。
ヒント② これは「障害」を表すこともあります。
ヒント③ 足取りが悪いと起こります。
「躓く」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「つまづく」です!
「躓く」とは、「足取りが悪くて転ぶこと」ですね。
何かが足の先が突っかかって、転びそうになることを表す言葉ですが、ここから転じて「途中での困難や障害によりうまく行かない」という意味もあります。
でも、人生に「躓き」は付き物ですし、むしろ必要なものです。
誰もが失敗してしまうものですが、その失敗である「躓き」からいかに立ち直れるかが重要です。
転ぶことも立ち上がることも、まさに「足の質」が問われるもの。
常に前向きに、今日も頑張っていきましょう!
最後はこの漢字!「螻蛄」
難読漢字です。
「螻蛄」はなんと読むのでしょう?
「螻」は「蝮(まむし)」ではありません。
3つのヒントから考えてみてください!
「螻蛄」の読み方のヒントは?
1.ひらがなにすると2文字です。
2.俳句の世界では「螻蛄」が夏の季語、「お螻蛄鳴く」が秋の季語です。
3.「散財し過ぎて、すっかり螻蛄になった」
4.「ミミズだって、お螻蛄だって、アメンボだって」
そろそろピンときましたか?
正解は…
正解は「けら」でした!
体長約3センチのコオロギに似た昆虫です。
基本的に土中で生活しているので、あまり目にすることはありません。
5月6月頃になると、土の中で「ジーン」と鳴きます。
「螻蛄」を用いた熟語
すっかり文無しになることや解約された状態を「お螻蛄になる」といいますね。
他にどんな言葉があるのか見てみましょう。
「螻蛄才(けらさい)」「螻蛄芸(けらげい)」:多芸多才でも、どれも中途半端なこと。そのような役に立たない才能。
「螻蛄腹立つれば鶫喜ぶ(けらはらたつればつぐみよろこぶ)」:一方が怒れば、他方が喜ぶこと。両者の利害が相反すること。
「螻蛄の水渡り(けらのみずわたり)」:真似してもやり遂げられないこと。初めは熱心だが途中でやめてしまうこと。