漢字読み講座

【今日の難読漢字】「巫山戯た」「追浜」「幅員」3つ読めたら漢字マスター!(みやまた)と読んでしまったら・・・?

今日の難読漢字は

「巫山戯た」

「追浜」

「幅員」

の3つです。早速いってみましょう!

まず最初は「巫山戯た」

ヒントは全体で4文字、「〇〇〇た」となります。

ある動詞ですが、普段からよく使う日常的な言葉です。

最初の一文字目は「ふ」です。

文字としては当て字的ですので、各文字の音読みから読み方が 推測できるかもしれません。

これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?

「巫山戯た」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

「ふざけた」

です!

浮かれて騒いだり、冗談を言ったり、おどけたり、また男女がいちゃいちゃする、 といった意味の言葉です。 日常的によく使う言葉ですので、改めて意味を説明するのが難しいですね。

ヒントで当て字的、と書いていますが、中国の「巫山の雲雨」の故事と 「たはる(戯)」の表記が合わさってできたという説もあるようで、 単純な当て字ではない可能性があるためです。

ふざけるのはけしからんと怒られますので真面目に生きていくことが大事だと言われていますが、 多少の遊び心は忘れずにいたいですよね。

2つ目は「追浜」

ヒントは全体で4文字、「〇〇〇〇」となります。

とある地域の地名です。浜ということから海あり県ですね。

最初の一文字目は「お」です。

ずばり神奈川県横須賀市の地名です!ちっちゃい「つ」が入る、 声に出して読みたい地名ですね。

これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?

「追浜」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

「おっぱま」

です!

横須賀市の北部に位置し、京浜急行の駅もあるベッドタウン「追浜(おっぱま)」です。

源頼家が追っ手に追われた浜、というのが地名の由来だそうです。

沿岸部には夏島貝塚があり、縄文時代の初期の遺跡だそうで、とても古い時代から 人が住んでいた歴史のある土地になります。

読み方がとても特徴的ですよね。

私は電車だったのかバスだったのか、そして いつだったのかも覚えてないのですが、ひらがなで書かれた「おっぱ○」の文字が 目に入った時に

えっ!?おっぱ!??

と大変驚いたというとてもしょうもない記憶があります。

最後の難読漢字は「幅員」

ヒントは全体で4文字、「〇〇〇〇」となります。

ある部分の長さのことを表す言葉です。

最初の一文字目は「ふ」です。

「幅」の漢字が入っていることから、横の長さを指し、 工事現場などでよく見かけることでしょう。

これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?

「幅員」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

「ふくいん」

です!

「幅員(ふくいん)」は道や橋などの横幅のことを指す言葉です。

工事現場近くや、太めの道路から山奥などに入る道の前などで 「この先幅員減少」という立て看板を目にしたことがないでしょうか。

道路標識にもボトルの首の形のような標識で「幅員減少」がありますね。

道幅は(みちはば)のため、「はばいん」と読み間違うことが多いかなと思います。

幅員の「幅」はそのまま「横の長さ」という意味ですが、「員」はかず、数字的な 意味だそうです。

個人的には(ふくいん)という読み方は、良い知らせという意味の「福音」を思い浮かべてしまいますね。