漢字読み講座

「鯉濃」の読み方は?「こいのう」と読むのは間違いです【難読漢字】

「鯉濃」の読み方をご存じでしょうか?

「鯉(こい)+濃(のう)」で「こいのう」、「鯉(こい)+濃い」で「こいこい」…

残念ながらどちらも間違いです。

では何と読むのが正しいのか、あなたにはわかりますか?

「鯉濃」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字
  2. 鯉を使った料理の名前です
  3. 長野県の郷土料理とされています

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「鯉濃」の読み方!正解は!?

正解は「こいこく」です!

「鯉濃(こいこく)」とは、鯉を輪切りにしてみそ汁で長時間煮た料理。

鯉濃の「濃(こく)」は「濃漿(こくしょう)」と呼ばれる煮込み料理のことで、鯉、なまず、どじょうなどを白みそや田舎味噌などでじっくり煮込んだものです。

鯉濃は長野県の郷土料理とされており、長野県東部の佐久市では鯉の養殖が盛んに行われています。

鯉は一般に臭みがあると思われがちですが、佐久市の清流で育った鯉は刺身にしても美味しく、佐久の地酒とも合う逸品だそうです。

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ライターの眠兎(みんと)と申します。 ひょんな思い付きから漢字検定2級を取得し、それ以来漢字の魅力に取りつかれてしまいました。 まだまだ知らない漢字がたくさんある私ですが、記事を書きながら楽しく勉強していきたいと思っています!