今回のお題は「霰」「漁る」「瓦斯」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「霰」
「霰」ってなんて読むか分かりますか?
霞が関の「霞」によく似ていますが、「かすみ」ではありません。
雨冠が付いているので、自然に関係するものです。
ちなみに「霧」でもありません。
さて、なんと読むでしょうか?
「霰」読み方のヒントは?
雪が関係しています。
霙(みぞれ)ではありません。
霧(きり)でもありません。
さて、なんと読むでしょう?
「霰」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇」です。
よく似たものに、「雹」(ひょう)があります。でも、雹ではありません。
もうわかりましたか?
「霰」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「あられ」
です!
直径5mm未満の氷粒を霰といい、直径5mm以上の物を雹と言います。
雹は危険なので、すぐに避難しなければいけないイメージですが、霰も危険な物には変わりはありません。
凍っているのでなかなか解けず、上を歩くと滑る危険もあります。
雹や霰が降っている時には、充分注意するようにしておきましょう。
2問目はこの漢字!「漁る」
「漁業」や「大漁」・・・「漁」という漢字には、漁(りょう)をして魚や貝を捕るというイメージが強いですよね。
だからって、「漁る」と書いて「りょうる」と読むのは間違いなんです!
でも実は、漁に関係ない場面でもよく使われる言葉なんですよ。
さて、何と読むのでしょうか?
さっそく見ていきましょう!
「漁る」の読み方のヒントは・・・?
それでは、「漁る」の意味を見ていきましょう。
- 魚介や海藻などを探し求める。
これは、「漁」のイメージそのものですよね。
その他にも、
- 人や物を探し回る。
- 何かを求めて、その動作を諸所で行う。
という意味があるんです。
例えば、「株を買い漁る」「野良猫がゴミ箱を漁る」など・・・
もう分かりましたか?
「漁る」の読み方の答えは・・・
そうです、「あさる」です!
もちろん漁をする意味でも使われますが、「草の間を漁る」「机の中を漁る」「猫がゴミ箱を漁る」のように、ごそごそとあちこち何かを探す様子にも使われます。
「買い漁る」のように、あれこれ買う様子を表現する言葉でも、よく使われます。
よく使う言葉なだけに、漢字で「漁る」と書くなんてびっくりですよね!
覚えておいて損はない漢字です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
最後はこの漢字!「瓦斯」
「瓦斯」と書いて、なんと読むか分かりますか?
なんと(がし)ではないのです!
さあ、なんと読むでしょう?
「瓦斯」読み方のヒントは?
当て字なので、それぞれの漢字の読み方がヒントとなります!
上記の間違った読み方も、それほど正解から遠くないのかも・・・?
「瓦斯」読み方のもうひとつのヒントは?
ズバリ「気体」を指す言葉です!
重いものや軽いもの、燃えるものや毒のあるもの。色んなものがありますね。
「瓦斯」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「ガス」
です!
ガスというと、水道と電気に次ぐ日常生活で欠かせない「燃える気体」を思い浮かべるかもしれませんが、
元々のGASは「気体」という意味です。
国内に「〇〇ガス」という名前のガス会社は多くありますが、正式名称は実は「○○瓦斯」という会社は少なくありません。たとえば東京ガスも登記上の正式名称は東京瓦斯株式会社と書くそうです。
自動車のガソリンが空っぽになることをガス欠と言いますね。でもガソリンは液体だからガスではないんじゃ・・・と思いませんか?ところが調べてみると、アメリカではガソリンのこともガスと呼ぶそうです。ガソリンはエンジン内部で気体になって爆発しているからOKみたいですね。