今回のお題は「微風」「生憎」「椿事」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「微風」
漢字クイズのお時間です。
今回の漢字はこちら。
「微風」という漢字、読むことができますか?
もちろんそのままの読みの「びふう」も正解です。
しかしそこは漢字クイズ。
今回は「もう一つの」読み方を当てていただきます。
「微風」の読み方のヒントは?
「微風(びふう)」と意味はほとんど同じです。
そのためその情景を想像することで、もしかすると正解に近づくことができるかもしれません。
そよそよとした頬をなでるような風。
イメージがつきましたか?
正解は…
正解は…
そよかぜ
でした!
「微風」という漢字には、このように二つの読みがあるのです。
意味は同じですが響きによって印象は異なるので、シチュエーションによって使い分けてみてください。
あたたかい陽気の中、そよかぜを頬に感じながら歩くのはとても気持ちがよいですよね。
いつかマスクなしで、心おきなく風を感じられるようになることを願うばかりです。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
2問目はこの漢字!「生憎」
生きるに、憎い(にくい)と書いて「生憎」。
漢字のイメージとは違う読み方なので、
パッと見て読めない人も多いかもしれません。
しかし、よく使っている言葉でもあります。
さて、「生憎」と書いてなんと読むでしょうか?
「生憎」読み方のヒントは?
漫画や小説などではどんでん返しで、「お生憎さま!」と啖呵を切ったりします。
しかし、近所付き合いなど関係性を壊したくない場合の断り文句として、
「生憎、その日は他の用事が入っている為に出席できないのです」
など生憎を付けることで、同じ断るのでもやんわりとした印象にすることができます。
ビジネスでもよく使う言葉です。
相手の意に添えられないという、残念な気持ちを表してくれるので、
使いこなせれば印象UPも狙えます。
「生憎」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇」です!
さあ、もうわかりましたか?
「生憎」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「あいにく」
です!
「生」の読み方があて字の、珍しい読み方をする漢字のひとつです。
お誘いを断る時に便利な言葉なので、ぜひ使ってみましょう。
最後はこの漢字!「椿事」
「椿事」の読み方をご存じでしょうか?
「つばきごと」はもちろん間違いですよ。
椿も事も単体だと読めるのに、熟語になると難しいですね。
漢字検定1級レベルの難読漢字です。
さて、あなたには読むことができますか?
「椿事」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字です。
- 意味は「思いがけない重大な出来事」
- 「それは我が校創立以来の椿事でした」のように使います。
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「椿事」の読み方!正解は!?
正解は「ちんじ」です!
椿と書いて「ちん」と読むとは意外ですよね。
意味は「珍事(ちんじ)」と同じく「珍しい出来事」ということですが、下のように多少意味合いがことなります。
- 珍事:思いがけず起こった珍しい出来事
- 椿事:思いがけず起こった珍しくて重大な出来事
ただし、珍事という言葉の方が意味が広いので、重大な出来事を「珍事」と表現するのも間違いではありません。
また、「珍」という文字には「面白い」「滑稽」といった意味が含まれています。そのため、「珍事」は「椿事」よりも面白い、ユニークといったイメージで使われることが多いようです。