漢字読み講座

「蔵れる」「茗荷」「伐採」これらの読み方は?【難読漢字に挑戦!】

今回のお題は「蔵れる」「茗荷」「伐採」です。

どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…

あなたには全て読むことができますか?

1問目はこの漢字から!「蔵れる」

小学校で習う「蔵」という漢字。

お地蔵さん、蔵、忠臣蔵・・・。

 

昔のお金持ちや地主さんの敷地には、必ずといっていいほど立派な「蔵」がありますが、今回はその「蔵」に関係している言葉です。

 

でも、「蔵(くら)」に送り仮名の「れる」をつけたら、「くられる」しか思い浮かびませんが、あなたは分かりますか??

 

「蔵れる」の読み方のヒントはコレ!

ヒント① 「蔵」はたくさん物がありすぎて、見つかりません!

ヒント➁ ここで「かくれんぼ」をしたら、鬼は大変です。

ヒント③ 「か〇〇る」の3文字です。

 

「蔵れる」の読み方の正解は・・・・?

正解は、「かくれる」です!

 

「蔵」は、たくさん物が収納できるので、いざ探したいものを探すときには一苦労しそうですね。

逆に、物からしてみれば、人間からまさに「隠れている」状態といえます。

 

「蔵」を使った言葉で、同じような意味をもつものは「秘蔵」でしょうか。

まさに、「蔵に蔵された秘蔵の物」。

 

テレビの特番などで「蔵」の中から昔のお宝が出てくるものがありますが、大してすごいものが出てこないときは、「蔵れて」いたんですね!

2問目はこの漢字!「茗荷」

「茗荷」

これ、何と読むかわかりますか?

 

「荷」は見たことがあるけれど

「茗」は何だろう…?

 

さあ、あなたは何と読みましたか?

 

「茗荷」読み方のヒント!

ヒントは「食べ物」!

 

独特の風味が特徴の、シャキシャキとした食べ物です!

素麺や冷奴に添えられていることも…

 

さて、読めるでしょうか?

 

「茗荷」の読み方、正解は…

気になる正解は…

 

 

 

 

「みょうが」

です!

 

 

「茗荷」はショウガ科ショウガ属の植物で、

独特の香りが爽やかな薬味として知られています。

 

素麺や冷奴、お刺身の薬味としておなじみですよね。

天ぷらや味噌汁の具材としてメインの食材になることも。

 

普段はひらがなで書かれることがほとんどなので、

漢字で書かれているとちょっと見慣れないですよね。

 

しかも「荷」の方は「に」や「か」と読むことはあっても、

単体で「が」と読むことはありません。

 

これは「連濁(れんだく)」という現象で、

2つの言葉が連結して1つの言葉ができたとき、

読みやすいように後ろの言葉が濁音に変化するというもの。

 

手紙(て-かみ→てがみ)や鼻血(はな-ち→はなぢ)などが代表的。

「株式会社」の「会社」も「がいしゃ」と変化していますね。

 

覚えてしまえば簡単な「茗荷」の読み方。

ぜひ覚えて、これからは自信を持って読んでくださいね!

 

最後はこの漢字!「伐採」

「伐採」と書いて、なんと読むかわかりますか?

「伐」という漢字は「征伐」(せいばい)や「殺伐」(さつばつ)など、使われることが多い漢字です。

せいばいの「伐」と「採る」という漢字で「伐採」と書いて、なんと読むでしょうか?

「伐採」読み方のヒントは?

「伐採」は木を切る事です。

木を切るといっても、「剪定」や「間伐」とは違います。

剪定(せんてい)は木の大きさや成長を整えるために、枝を切り落とし成長を促すことです。

間伐(かんばつ)はいわゆる間引きの事で、重なっている木を切って、木の込み具合を調整することです。

伐採は、木を根本から切り落とし、木自体を除去したり材木の生産をすることです。

さて、伐(ばつ)の読み方が分かったところで、「伐採」の読み方はわかったでしょうか?

「伐採」読み方のもうひとつのヒントは?

ひらがなにすると「〇〇〇〇」です!

さあ、もうわかりましたか?

「伐採」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

 

「ばっさい」

です!

ぜひ、覚えておきましょう。

ABOUT ME
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ライターの眠兎(みんと)と申します。 ひょんな思い付きから漢字検定2級を取得し、それ以来漢字の魅力に取りつかれてしまいました。 まだまだ知らない漢字がたくさんある私ですが、記事を書きながら楽しく勉強していきたいと思っています!