今回の難読漢字は「生簀」「大角豆」「忍冬」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
目次
1問目はこの漢字から!「生簀」
「生簀」と書いて、いけにえを読むのは間違いです。
いけにえは「生贄」です。
パッと見るとよく間違えてしまいますが、「簀」と「贄」が違います。
さて、「生簀」はなんと読むか分かりますか?
「生簀」読み方のヒントは?
人間から見ると、生簀を見るとウキウキしてしまいますが、生簀側から見るとどうなんでしょう?
そう考えると生贄も生簀も、あまり変わりはない気がします。
ひらがなにすると「〇〇〇」です。
人間が食べるものを、食べる直前まで生かしたまま入れておく装置や場所のことです。
「生簀」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「いけす」
です!
入ってすぐ生簀のある料理屋に入ると、ウキウキしますよね。
鮮度の高いおいしい魚介類が食べられると、瞬時に想像できるためワクワクしてしまいます。
お店の中にある水槽だけでなく、海岸などで網で囲っているものも生簀と言います。
しかし殺されるのを待っているという意味では、生簀も生贄もこちらの都合で生かされているという事には変わりはないのかもしれません。
覚えておきましょう。
2問目はこの漢字!「大角豆」
一瞬、「大豆(だいず)」にも見える「大角豆」ですが、「だいず」+「角」で「だいかくず」とは読みません!
「豆」という字が使われていますので、食べ物か植物の言葉であると想像できます。
読み方としては、「だいず」とはまったく異なる特殊な読み方をしますので、次のヒントを見ながら、一緒に考えていきましょう!
「大角豆」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇げ」の3文字です。
ヒント➁ テンションが高いのは「アゲアゲ」、低いのは?
ヒント③ 最初の文字は「さ」です。
「大角豆」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ささげ」です!
「大角豆」とは、「ささげ属の植物」の総称です。もちろん、「豆」がついている以上、「豆」が生る植物で、つる性があるものと無い種類があります。
主に温暖な地方で栽培されており、日本ではあまり馴染みがありませんが、南米ではお正月料理の一つとして、今でも食されている植物でもあります。
調理方法は、加熱したササゲを細かく切ったニンニクをビネグレットソースに加え、豚肉やお米などと一緒に煮れば「テキサスキャビア」の完成です。
繁栄と幸運を呼ぶ食べ物ということなので、南米旅行の際にはぜひ食してみましょう!
最後はこの漢字!「忍冬」
「忍冬」って何て読むか分かりますか?
(にんどう)とも読みます。
冬の間も葉の一部が残るためこのように呼ばれるようになりました。
今回はひらがな5文字で考えてみてください。
”〇〇〇〇〇”
「金銀花」とも書きます。
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「忍冬」の読み方のヒントは?
ヒント①:つる性の植物です。
ヒント②:とてもいい香りがします。
ヒント③:花筒の奥に蜜を持っています。
ヒント④:英語名は「ハニーサックル」です。
さて、何と読むか分かりますか?
「忍冬」の読み方、正解は……
正解は……
「すいかずら」
です!
スイカズラは春に花を咲かせます。
つぼみは薄い紅色ですが、白い花が咲き、少しずつ黄色に変化し、最後には薄紫色になります。
また、漢方薬に利用されており抗菌・解熱・利尿作用があります。
スイカズラはつるを巻きつけて、どんなものにでも絡みつき離れないことから、「愛の絆」「友愛」などの花言葉が生まれました。
徳川家康は、スイカズラの花や葉っぱを焼酎に漬け込んで作った「忍冬酒」(にんどうしゅ)を好んで飲んでいたといわれています。
ソーダやジンジャーエールで割って飲んでもおいしいですよ!
最後までお読みいただきありがとうございました!