今回のお題は「椛」「勒氏皇帯魚」「劈く」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「椛」
「木へん」に「花」と書く、誰がどう見ても植物感丸出しの「椛」。
これで植物以外の名前だったらどうしようと思ってしましますが、植物で正解です。
どちらかというと、「樹木」のイメージになりますが、日本にいると毎年秋になれば必ず見ることができる樹木です。
一般的にはもっと単純な漢字で表記されるので、これが読めれば友達に蘊蓄(うんちく)を語ることもできますよ!
「椛」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇」の3文字です。
ヒント② 秋になると、赤や黄色に変わって綺麗ですね!
ヒント③ 一般的には「葉」の方に着目します。
「椛」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「もみじ」です!
「もみじ」と言えば、誰もが「紅葉」または「黄葉」と書く漢字をイメージすると思いますが、「椛」という表記もあるんです。
「もみじ」の他にも「かば」とも読み、どちらも日本を代表する風景映えする樹木ですね!
最近では、あえて「椛」という字を使った名前の人も増えているようで、男性でも女性にしても「もみじ」なんて名前、素敵すぎます!
2問目はこの漢字!「勒氏皇帯魚」
難読漢字クイズです。
本日の問題は「勒氏皇帯魚」!
なんだか字面がカッコいいですね。
あなたは何と読みますか?
「勒氏皇帯魚」の読み方のヒントは?
1.実際に見たことがなくても、知識として知っている人は多いはず。
2.『あつまれどうぶつの森』では、レア度★★★★☆の珍しい魚です。
3.普通は体長3m以上あり、中には10mを超える個体もいるそうです!
正解は…
正解は、「リュウグウノツカイ」でした!
銀色の体に紅色のたてがみのような背ビレが美しい神秘的な深海魚です。
「勒氏皇帯魚」は主に中国、台湾で使われる漢字で、「鶏冠刀魚」「皇帝魚」などとも書きます。
日本では「竜宮の使い」「龍宮之遣」などと呼ばれますが、いずれも由来は不明。
おそらく浦島太郎伝説からきているのでしょう。
また、昔は富山県では「おいらん」、新潟県では「シラタキ」とも呼ばれていました。
日本の人魚伝説
人魚といえばジュゴンやマナティが有名ですが、それは欧米の話。
日本の人魚伝説は「勒氏皇帯魚(リュウグウノツカイ)」という説が有力です。
なぜなら、さまざまな文献で「人魚は赤い髪だった」という目撃談が共通しているから!
リュウグウノツカイには赤い背ビレがありますが、ジュゴンやマナティにはありません。
最後はこの漢字!「劈く」
「劈く」と書いて、なんと読むか分かりますか?
小説などでよく使われていますが、日常では耳に関することでよく使われています。
いわゆる表現方法のひとつであり、実際に何かが起こる訳ではありません。
さて、「劈く」と書いてなんと読むでしょうか?
「劈く」読み方のヒントは?
「劈く」の意味は、強い力で引き裂くことという意味です。
実際に引き裂くわけではなく、割って入るような感じですね!
「闇を劈くようなサイレン」
「耳を劈くような悲鳴」
「夜空を劈く稲妻」
「空を劈くような大きなビル」
など、劈くを使用することにより、状況がよくわかるようになります。
「劈く」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇く」です!
さて、もうわかりましたか?
「劈く」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「つんざく」
です!
ちなみに鼻に残るツンとする匂いの事は「鼻を突く」といい、劈くではありません。
耳と同じように、後に残りやすいため間違いやすいので注意しましょう。