睡眠の質を上げる

寝具の素材で睡眠の質が変わる 寝室をもっとリラックス空間へ

「自分にあった寝具」「頭や首の位置がフィットする枕」「朝起きて、体が痛くならない寝具」そんな寝具が欲しい…。枕選びからマットレス、布団など寝具選びって本当に難しい…。それに肌さわりも大切、寝具は睡眠の質をとても左右します。今回は、寝具の素材や寝室をリラックス空間にするための寝具をご紹介していきます。自分にあった寝具を見つめて良い睡眠に心がけていきましょう。

寝具の選び方

寝具には、布団や毛布、枕やシーツなどがあります。寝心地良さや性能は、素材によって異なり、それぞれの特徴を知り、自分に合ったものを選ぶことが望ましいです。

敷布団の素材

敷布団は、季節によっても保温性や軽量なもの、洗濯しやすいものなどを考えて使うようにしましょう。

素材 特徴(機能性や肌ざわり)
羊毛(天然素材) ・保温性や吸放湿性
・弾力性
・高額なものが多い
ポリエステル ・比較的軽量のものが多い
・洗濯できるものが多い(防ダニ・抗菌など機能性に優れている)
ウレタン(化学素材) ・特に保温性に優れている
・復元性が高い
木綿 ・保温性・吸湿性が高い(蒸れにくい)
・床付き感を感じにくい
真綿(繭の繊維) ・吸湿発散性に優れている
・しなやかや手触り

掛け布団の素材

掛け布団のように同じ素材で作られているものもあります。羽毛と羽根は、水鳥からとれる素材を使用していて性質が異なります。水鳥の胸からとれるものが羽毛、それ以外からとれる羽のものが羽根になります。掛け布団の素材について説明します。

素材 特徴(機能性や肌ざわり)
羽毛(ダウン) ・保温性・吸放湿性
・フィット感がある
羽根(フェザー) ・適度な保温性と吸湿性がある
・求めやすい価格の商品が多い
ポリエステル ・ほこりが出にくい
・洗濯できるものが多い
木綿 ・吸湿性が高く蒸れにくい
・保温性が高い
真綿 ・吸放湿性に優れている
・肌触りがなめらか

毛布の素材

寒い季節になると毛布は必需品ですが、機能性や素材、軽量なものから重みがあるものまで自分にあった好みのものを選びましょう。

素材 特徴
アクリル ・防虫効果やカビ
・耐久性を強い
カシミヤ ・軽量で柔らかく光沢感
・肌触りが柔らかい・滑らか
ポリエステル ・耐久性・耐熱性
・軽量・肌触りが柔らかい
マクロファイバー ・触り心地が良い・薄手
・軽量・柔らかい
綿 ・吸湿性と発散性に優れている
・軽量・柔らかい
ウール ・とても温かい・肌触りが柔らかい
・動物性繊維を使用
マイヤー ・ふっくら・肌ざわり良い
・2枚の生地で作られた毛布

まとめ


「快眠のできる寝具」を見つけることは、毛布の材質や種類、それぞれの保温力や寝心地に実際に見て触って実感することをおすすめします。寝具は、自分に合った材質や種類、体に感じる寝心地で睡眠の質も変わってきます。季節によっても夏には、特に睡眠中の汗の量も異なり、吸収性が良いもので入眠しやすくなります。「自分の睡眠に何を求めるか」を重視していきながら、じっくり寝具選びをしてみてはいかがでしょうか。寝具でより良いリラックス空間を作っていきましょう。