「衣鉢」
これ、何と読むかわかりますか?
漢字自体は簡単なのに、組み合わさると見慣れないですよね。
さあ、あなたは何と読みましたか?
「衣鉢」読み方のヒント!
「衣鉢」は、仏教にまつわる言葉。
耳慣れない方も多いかもしれません。
素直に読むと「ころもばち」「ころもはち」になりますが、
これはもちろん間違い!
「鉢」の読み方が肝です。
さて、あなたは何と読みましたか?
「衣鉢」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「いはつ」
です!
「衣鉢」は、
「僧侶がまとう3種類の袈裟と一つの鉢」という意味の言葉です!
袈裟は僧侶の着る服のこと。
鉢はいつも持ち歩く食器、つまり托鉢のことを指しています。
これらは師匠である僧から受け継ぐものとして知られています。
これが転じて、師匠から伝えられた学問や技芸の極意のことを指すのだとか!
簡単に「先人の偉業を引き継ぐ」という時にも
「衣鉢を継ぐ」と表現しますよ。
ちなみに「衣鉢を継ぐ」は「遺髪を継ぐ」と書いてしまいがち。
「遺髪」は個人の形見となる髪の毛のことなので、
かなり意味が変わってしまいます。
パソコンやスマホの変換でも出てくるので、注意しましょう!
これを機に意味も読みもしっかり覚えておくのをおすすめします!
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