漢字読み講座

「廓然」って何て読む?実はいい意味なんです!読み方の正解は……!?

「廓然

これ、何と読むかわかりますか?

 

一見難しそうに見えますが、

少し漢字の知識があれば簡単に読めるこの漢字。

 

さあ、あなたは何と読みましたか?

 

「廓然」読み方のヒント!

 

「廓然」は、「廓」の字がちょっと見慣れないかも。

ここでヒント、この文字を使った有名な観光地があります!

 

それは……「五稜廓」!

これを見て「あれ?」と思った方は、函館の方かも。

 

さて、あなたは何と読みましたか?

 

「廓然」の読み方、正解は…

 

 

 

 

 

 

気になる正解は…

 

 

 

 

「かくぜん

です!

 

「廓然」は、

「心が広く、わだかまりが何もない」という意味の言葉です!

 

一見するとネガティブな言葉に見えがちですが、実はとってもいい言葉です。

 

ちなみに「五稜廓」にも使われますが、こちらはやや古い表記。

現在は「五稜郭」と書かれています。

「郭」や「」には「囲われた場所」「広々とした様子」などの意味があります。

そのような様子から「わだかまりがない状態」という意味につながっているのですね。

 

ちなみに「廓然」を使った四字熟語に「廓然大公」と言うものがあります。

こちらも「心にわだかまりがなく偏りがないこと」を表し、

聖人の心を学ぶ者の心構えとして掲げられる言葉なのだとか。

 

これを機にスマートに読めるようになりましょう!

出典:コトバンク