「卜占」の読み方をご存じですか?
「占」は「占い」でよく見る漢字ですが「卜」をカタカナで読んでしまうと間違いです。
それでは、どのように読むのでしょうか?
「卜占」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「○○せん」の4文字
- 音読みです
- 占いの一種類をあらわしています
以上の3つのヒントから考えてみてください。
「卜占」の読み方、正解は・・・
正解は
「ぼくせん」
です!
漢字をひっくり返して「占卜(せんぼく)」と言うこともあります。
占いには大きく分けて「命(めい)」「卜(ぼく)」「相(そう)」の三種類あり、占い師は目的に応じて使い分けています。
「卜占」は人が関わりあう事柄(事件)を占うものをあらわします。昔、牛の骨や亀の甲羅を焼き、そこに現れるひび割れによって吉凶を占ったと言われているものです。「卜」はこのひび割れをあらわす象形文字です。亀の甲羅を使った占いを「亀卜(きぼく)」と呼び、平安時代は伊勢神宮に奉仕するための斎王を決める際に使われるなど、非常に重要な意味を持っていました。
現在でも亀卜は宮中行事や神社の儀式で行われていますが、もっと身近な例としてはタロット占いや、花びらを摘んで「好き・嫌い」を判断する花占い、広く言えばあみだくじやおみくじも卜占に当たります。
意外と無意識に行っている「卜占」の読み方、是非覚えてくださいね。