漢字読み講座

「華押」って何て読む?「はなおし」ではないですよ!

「華押

これ、何と読むかわかりますか?

 

もし意味までわかったら、あなたは漢字マスター間違いなし!

 

さあ、あなたは何と読みましたか?

 

「華押」読み方のヒント!

 

「華押」は、漢字自体は簡単。

そのぶん「はなおし」と呼んでしまいがちですよね。

これは不正解です!

 

ヒントとしては、3文字で読む言葉。

さらに、とある有名な企業の名前と同じ読み方をします!

 

さて、あなたは何と読みましたか?

 

「華押」の読み方、正解は…

 

 

 

 

 

 

気になる正解は…

 

 

 

 

「かおう

です!

 

「華押」は、

「古文書の中で使われる署名の代わり書かれる記号」という意味の言葉です!

 

古文書は「草書」という崩し文字で書かれていますよね。

その延長で自分の名前を崩して書いたものなのですが、

あまりに崩されていて、記号のように見えてしまうのです。

 

記号のような表記が、かえって他の人との差別化を図ることができ、

次第に「わざと崩して」図案や紋様のような記号を考案していったのだとか。

 

日本では江戸時代ごろまでによく使われていましたが、

中国やイスラム圏でも、同様の記号のようなものがあるのだとか。

 

やや難しい言葉ですが、知識として知っておけばかっこいい言葉です。

これを機にスマートに読めるようになりましょう!

出典:コトバンク