「限限」の読み方をご存じですか?
「限」は「限界」という使い方があるので「げんげん」?ではありません。
それでは、何と読むのでしょうか?
「限限」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「ぎ○○○」の4文字
- どちらの字も同じ読み方です
- 日常生活でよく使う言葉です
以上の3つのヒントから考えてみてください。
「限限」の読み方、正解は・・・
正解は
「ぎりぎり」
です!
「限度いっぱいでそれ以上余地がない」ことをあらわす言葉ですね。
「ぎりぎり間に合った」「今月はお小遣いがぎりぎりでこれ以上買うのは厳しい」など、日常でよく使われる言葉です。「ぎりぎり」より「ギリギリ」の方がより緊迫感があるとも言われることもありますが、漢字だと少しだけ余裕がありそうに見えるかもしれません。
「限」という漢字はよく見たり使ったりしますが、「ぎり(きり)」という読み方を見ることはあまりないですよね。
これは「表外読み(表外音訓)」と呼ばれる読み方になります。
表外読みとは、日本で使われている「常用漢字表」に無い読み方のことです。常用漢字表は2010年に告示された最新版では2,136字、4,388音訓(2,352音、2,036訓)からなりますが、「限」の場合は音読み「ゲン」訓読み「かぎ(る)」は常用漢字表にあり、「ぎり(きり)」という読み方は無いということです。
表外読みは習慣的に使われる読み方も多く、なんとなく見たイメージで理解できるものも多いです。「限限」も一度読んでしまえばすぐイメージできる読み方なので、是非覚えてくださいね。