今回のお題は「嘖む」「浮石糖」「青竜蝦」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「嘖む」
「嘖む」の読み方をご存じでしょうか?
「責」という字に口編が付いていますが、「せきむ」と読むのは間違いです。
なんだか、悔しそうな苦しそうな雰囲気だけは、伝わってきますね…
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「嘖む」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇む」の4文字です
- 辛く当たって責め立てること
- 「後悔の念に嘖む」などと使います
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「嘖む」の読み方!正解は!?
正解は「さいなむ」です!
一般には「苛む(さいなむ)」と表記することが多いため、読みにくかったかも知れませんね。
「嘖む(さいなむ)」とは厳しく辛く当たったり、責め立てたりすることをいいます。
以下は「嘖む」を使った例文です。
- 自分自身を嘖むのはもうやめにしよう
- 彼の体は重い病魔に嘖まれていた
- たった一度の過ちを責め嘖む日々だ
また、「嘖む」の類義語には「いじめる」「なぶる」「いびる」「虐げる」などがあります。
2問目はこの漢字!「浮石糖」
「浮石糖」の読み方をご存じでしょうか?
「ふきせとう」とも読めますが、もっと一般的な言葉で読めますよ。
「糖」という字から、甘いものをイメージしますが…
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「浮石糖」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字
- 一般にはカタカナで表記します
- 屋台でお馴染みの甘いお菓子です
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「浮石糖」の読み方!正解は!?
正解は「カルメラ」です!
「浮石糖(カルメラ)」は室町末期に日本へ入ってきたお菓子で、ザラメ糖と水を煮詰めて作られます。
サクサクとした軽い食感と仄かな甘みはどこか懐かしい味ですね。
「カルメラ」はポルトガル語で「caramelo」と書き、砂糖菓子を意味する言葉。
軽石に似た見た目をしているため、「浮石糖」と書いて「カルメラ」と読まれるようになりました。
また「泡糖」と書いても同じく「カルメラ」と読むことができます。
最後はこの漢字!「青竜蝦」
「青竜蝦」の読み方をご存じでしょうか?
そのまま素直に「せいりゅうえび」と読むのは間違いですよ。
しかし、蝦(エビ)と同じく海の生き物の名前には違いなさそうです。
では一体何と読むのか…
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「青竜蝦」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字です
- 2文字目は小さな「ゃ」
- エビに似た甲殻類の一種です
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「青竜蝦」の読み方!正解は!?
正解は「シャコ」です!
「青竜蝦(シャコ)」はエビとよく似た甲殻類ですが、エビやカニは十脚目で、シャコは口脚目に分類されます。
シャコは漢字で「青竜蝦」以外に「蝦蛄」と書く場合もありますよ。
見た目がちょっとグロテスクなため苦手な人も多いシャコですが、ふんわりとして柔らかく、コリコリの食感もコクがあります。
鮮度が落ちやすい甲殻類なので、水揚げ後は生きたままゆで上げることで美味しくいただけます。